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Re: ザ 小説スレ はぐれ掲示板28 |
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□投稿者/ しっぽ団下っ端 プラチナキング(8006回)-(2011/10/30(Sun) 21:54:04) [ID:fwvauqyO] http://「芸術」「芸術____そうね、むごたらしさというものは、極めれば素晴らしい芸術になる」「下品。低俗。卑猥。穢らわしいと____一般人に毛嫌いされる死体に煌めく芸術の光。うふふ。そうよね、綺麗な人間の死体は、とても綺麗で芸術的なの。淫靡で、素敵。陰惨で、素敵。残酷で、素敵。まったくもう____なんてことかしら、心をもたないこの私が、興奮に震える身体を抑えることができないわ」「殊絶の夜に乾杯かしら?満月も星も美しいじゃない____心地よい美酒で乾杯かしら?極上の死に震えちゃう」 |
Res55 引用 |
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マシン ラウィン「説明よりも前にまずは、、、」 そう言いながら呆けている杖勇者をM4撃ちまくる 穴だらけになった杖勇者はただの血と肉になってボトリと落ちる 弾が届かないのはあくまで拳銃だ 自動小銃なら普通に届く ラウィン「目をあけていいぞ」 指示が出たのでとりあえず目を開ける そしてすぐに違和感に気付く とりあえず肉塊になった杖勇者は置いておくとして、、、 槍勇者が居ない ラウィン「さて、説明は面倒くさいし倒したから帰らせて」 ロウィ「ラウィンちゃんちょっと待て」 釈然としなさ過ぎだろう ラウィン「上から目線で止めるな、お前は俺のママか」 ロウィ「違うけど説明して貰おう、槍の方はどこに行った?」 ラウィン「一から説明させろ、まずはあいつの能力からだな」 ラウィンは下に落ちている肉塊を指差しながら言う ラウィン「これは別に推理とかじゃなくて知識な、あいつの能力は共感覚だ」 ロウィ「共感覚ぅ?」 いきなり言われても訳わからないのだが、きちんと説明して欲しい ラウィン「正確には3人以上の人間が感じているものを他の奴にも感じさせる 例えば、幻覚で出来た居ない人間を3人以上が居ると思えば実際にそいつは出てくる 簡単に言えば幻に実体を持たせる能力だ」 ロウィ「………じゃあまさかあの槍の勇者は」 もしそうだとしたら最悪なんてものじゃないのだが、しかしそんなこと関係なく彼は告げて来る 最悪の事実を ラウィン「あぁ?最初から居ねぇよ、そんなもん」 そしてそれに対して俺は悪あがきとして更に聞く ロウィ「なぁ、その幻覚で勇者の気配を出すことも出来るのか?」 ラウィン「無理だな、そこまでの使い手じゃないよ、そいつは」 ラウィンが肉塊を指差し言う しかし今はそんなの関係ない そもそも、接近の時点で勇者は2人居たのだ そして囮を戦場に置いておいてそこに留まる馬鹿は居ない 城の方から勇者の気配はしないがそれは居ないのではなく多分能力だろう ロウィ「………騙された」 要するにあの杖勇者は勇者は2人とも戦場に居ると錯覚させ、その隙にもう一人を魔王の下に行かせたのだ それが意味することは、、、 ロウィ「………ヤオさんが殺っといてくれたらいいけどなぁ」 希望的観測を口にしながら俺は急いで魔王城を目指した
その頃、、、 魔王の部屋にて勇者は困惑して居た 自分の能力は隠密____つまり誰にも気配を感知されないというものなのだが(しかしこれは勇者の能力では無いと思う)この魔王である少女は自分が入って来たことをあっさり知り「聞いて」と一言だけ言ったのだ しかしそれだけで一切動けなくなった 勇者が知るはずも無いが、それは魔空間の能力だ 魔空間ではすべてが支配者の思い通りになる そしてそれを確認して少女は語り始めた 魔王「あのさ、彼はばれていないと思っているんだけどね、実はとっくに私はこの救済____戦争の裏に虐殺が、惨殺があることを知っているんだ」 どういうことだ まるで知らないことが前提のような、執筆いてはいけないかのような言い方は 魔王「前ね、彼を応援しようと思って内緒で戦場まで行ったんだ 地獄だったねぇ、まさに死屍累々って感じだったな とりあえず知っていることを知られたくなかったから急いで城に戻って考えたんだ 戦争を続けるべきか、否かを でもさ、ここでやめたらただの質の悪い虐殺者じゃん 一見矛盾しているようだけど、私は救済のために虐殺をすることに決めたんだ だから_____ 」 そして彼女は満面の笑顔で言った 魔王「死んで」 瞬間、勇者の体をどこからともなく現れた巨大な手が押しつぶした 手は消えてあとには肉と血のみが残る それをまるでカーペットのしみを見るかのような目で見てすぐに魔空間の力で消した そんな死に尊厳はなかった 魔王「しかしなぁ、、、まったくロウィったら」 そこにあるのは、ただの 魔王「私の手をわずらわせちゃだめでしょうに、きちんと戦場で処理してくれないと」 ただの歪んだ少女のいびつな自己満足だった 終わり 畜生うまくかけねえぇーーー!!! |