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Re: THE 小説スレ ぷらくてぃすあんどしょーとえでぃしょん 5 |
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□投稿者/ すらいむ プラチナキング(14515回)-(2011/07/23(Sat) 00:42:53) [ID:bsVkmGzh] http://「敵は本能寺にあり!」「それは置いといてまずは目の前の敵軍をどうにかしようぜ」 |
Res5 引用 |
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すら「とうとう着いたよ光輝ノ石窟」 レックス「あちい……」 シリウス「水分補給はこまめにな」
ここは第三層の光輝ノ石窟 海底火山の迷宮らしく溶岩流れててハンパなく暑い 最早熱いと言ってしまってもいいかもしれない
すら「それでまずはB10Fを目指すんだよね?」 カービィ「そうらしいな、さっさと行くぞ」 アド「足下熱い……」 すら「所謂ダメージ床だね」
B9Fには特筆するような事は特に無かった 敢えて言うなら掘り出した芋が旨かった事くらいか
B10F すら「さっきよりさらに多いダメージ床……」 レックス「恐ろしいな」 シリウス「それに加えて雑魚戦に乱入してくるF.O.E……」 アド「ちっとも怖くないけどね」
オレたちはF.O.Eよりダメージ床に怯えながら とは言ってもキングスマーチで回復しつつ進んだわけだが 大した被害もなくB10Fの中央の広間にたどり着いた
すら「ここの真ん中に空間があるよ」 レックス「フカビトはそこにいるんだろ」 シリウス「よし……行くぞ」
広間の中央には大きな扉があった 扉には厳重な封印が施されているようだ 恐らくフカビトはこの扉の先に居るのだろう そう思っていると背後から声をかけられた
オランピア「ようやく着いたか」 すら「あ、オランピア」 オランピア「予想しているとは思うがこの先にフカビトの真祖が居る お前たちが対峙する相手だ、どんなモノなのかしっかり確認しておけ」 アド「りょうかいー!」
そう言うとオランピアは扉を開けオレたちを部屋に押し込んだ 部屋の中央には明らかに人では無い異形の何かが立っている これがフカビトと言うモノなのだろうか
??「ほう……久々の食事だな」
そう言うとそれは血肉をまき散らす するとまき散らされたそれが動き始め意志を持って襲いかかってきた!
レックス「ブレイドレイヴ」 シリウス「前陣迫撃砲術」 すら「炎の連星術」 カービィ「(やることないので)通常攻撃」 アド「上に同じく通常攻撃」
オレたちが襲いかかる魔物を退けると真祖は 驚きと感嘆が混じったような不思議な表情を浮かべていた
カービィ「いきなり襲ってくるとは……」 すら「さてはお前悪い奴だな!」 オランピア「深王様の話を聞いていなかったのか!?」 レックス「こんな奴はすぐ倒してやらないと!」
そんなことを言ってたら真祖はまた血肉から魔物を作り出した
すら「また来たよ!?」 レックス「また倒す!」
こんなことが4回程続きいい加減飽きてきたオレたちは 接し方を変えてみることにした
カービィ「待ってくれ、オレたちはまだ敵じゃない」 真祖「さんざん僕の部下を殺しておいてよくそんなこと言えるね……」 カービィ「オレが嘘をついていると思うのか? この目が嘘つきの目に見えるか?」 真祖「思います、見えます」 すら「ノリいいね」 真祖「とにかく敵か味方かなんて関係ない 贄になるつもりが無いのなら帰ってくれ」 すら「じゃ帰ろう」
深都 すら「見てきたよ」 深王「ならフカビトについてわかっただろう」 レックス「デスノは読んだことあるみたいだな」 アド「以外とノリがいい人(?)だね!」 深王「はい?」 カービィ「んで、この後オレらに何をしろと?」 深王「ああ、一つ頼みがある」 すら「またかい」 深王「フカビトというのは人々の恐怖を糧に成長する つまり沢山の人がフカビトの存在を知るほど 奴らは力を増していくんだ」 シリウス「だからこそのオランピアの罠か」 深王「だが今海都の人間がB10Fをも越えて更なる深層に潜っている あまり深くに潜ることはフカビトを刺激することにもなる そこで卿らにはその者を止めてきて欲しいのだ」 すら「めんどくさそうだけどやるよ」 深王「さんきゅ」
というわけでオレたちはB11Fに行った するとまあ何というか予想通りだが鯨がそこには居たわけだ 鯨が言うことにはどうやらフカビトの存在は 元老院の者達も知っていたらしい 元老院の者達は冒険者を集めてフカビトを退治しようと画策していたらしい その事を深王に伝えると深王はフカビトを人が倒そうとするとは とても愚かな事だとか言って取り合ってくれなかったが…… そしてオレたちはもう一度鯨に話を聞くため再びB11Fに赴く……
鯨「どうやら話は聞いてきたようだな その様子では深都の連中からも何か聞いているのだろう」 すら「よくわかったね!?」 鯨「お前たちが何を思ったかは知らないが海都の目的は フカビトを退治して平和を手にする、それだけだ」
それだけ言うと鯨は去っていく オレたちは迷った 海都と深都、どちらの言い分が正しいのかを どちらの味方をするべきなのかを 正しい答えなんてどこにもないのかもしれない でもオレたちは戦わずして勝てないと諦めることは到底できない オレたちは決心した…… 例え無謀な事だったとしてもオレたちは海都の味方をし フカビトの魔の手から海都や深都、果てはこの星を守ると……
すら「あぅ……」 レックス「すらが倒れた!?熱中症だ!」 シリウス「だから言ったんだ、街に戻ってから考えようって!」
あとがき 海都ルート、行きます!
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