今週の映画はアイ,ロボットにしました。細かいところはさておき、アクション最高ー! スプーナー刑事(ウィル・スミス)とサニーの無敵っぷりが堪能できてシアワセ一杯です。いやぁ、すげぇおもしろかった! なんだか身じろぎせずに見てたせいで、見終わったら首の筋違えてましたヨ……いてぇ。
西暦2035年のシカゴ。ロボットは一家に一台な勢いで普及して、生活になくてはならないものになっています。次世代機NS-5の出荷も目前に迫ったその時、ロボット工学の第一人者ラニング博士が飛び降り自殺で死亡しました。ところが、博士と旧知の間柄であったシカゴ市警の刑事スプーナーは、博士から「自分は殺された」というメッセージを受け取ります。博士は自殺なのか? それとも殺人事件なのか? というところで博士の研究室からロボット・サニーが発見され、スプーナー刑事はサニーに尋問を行います。次第に感情を現し始めるサニー。果たしてラニング博士を殺したのはサニーなのか!? とまあ、序盤はこんな感じです。一応、博士の死の謎ってのがあるのだけど、見てるとこの映画はアクション映画としか思えませんな! まあ、楽しかったからヨシ。
で、細かいところ。陽電子頭脳は一番根っこの部分に三原則があるから三原則の回避はできないって設定だった気がするんだが。三原則を回避しても動けるロボットなんて反則だ。まあ、アシモフは名前だけだしその辺りの設定はなしと考えてもいいのだけど、そもそも回避できる安全対策って……それは安全対策としてダメだろ? そして、NS-5のあの高性能っぷりだ。お手伝いロボットにゃありえねぇあのハイパワーと機動性は何事よ!? あのままで軍事利用もおっけーな気がしますヨ。誰か設計のところで止めろよ(笑)。あと、スプーナー刑事のロボット嫌いの理由は終盤になってわかるのだけど、あれではロボットが犯罪を犯すといつも考える理由がさっぱりわからねぇ。……偏執狂? ま、この辺は枝葉の部分だし、わりとどうでもいいか。