――俺を憎め。
黒い鎧を纏ったレイオットは、少年に向かってそう言った。自分を憎むことで、哀しみを乗り越え強く生きられるなら、それで良いのだと。
エリック少年はその言葉を拒んだ。――全てを他人のせいにして弱い心から逃れても、それじゃ駄目なんだ。
そして、魔法の力に魅せられた虐められっ子・ファネット。大きな力を持てば全てが変わると信じた愚かな少女。そんな彼女が魔法に憧れるのをいったい誰が責められるというのか。
弱虫と呼ばれたまま生きていてはいけないのか? 本当の強さとは何なのか?
レイオットは今日も黙々と魔族を狩る。好調のハードボイルドアクションファンタジー第5弾!「俺は、またお前から奪ってしまったのか――」
[ストレイト・ジャケット 5 ヨワムシのヤイバ〜THE EDGE〜/榊一郎/富士見ファンタジア文庫 表紙裏より]
カペちゃん、シャロンと出会うの巻。猫付きカペちゃんがやばいくらいにかわういのでス。ところで、相変わらずファンタジア文庫においては規格外の厚さだというのに、本筋の方がまったく進んでないのはどういうわけですか。
十二国記・騎馬警官と見て(最近、十二国記の録画を見終わると必ず騎馬警官をやってるのはどういうわけだ)、キディ・グレイドまでちと時間があったので昨日買ってきたDVD「タイムマシン」を見ました。大昔のではなくて、2002年公開のやつですヨ? 店で流していたデモムービーがえらくかっこよかったので楽しみだったんですが、時間移動シーンは期待通りの出来で満足なり。あと、音楽も良かったですねぃ。それにしても、これが3000円とは良い時代になったものですな。……ってーか、映画館で2回見るより安いってのはどうなんだ。
肝心の話の方は……おもしろかったのだけど、タイムマシンってこんな筋だったっけ? なにぶん、原作(といっても少年向けの本ですが)読んだのは大昔なので、さっぱり記憶にないから何とも言えませんが。……「プランク・ゼロ」読み終わったら、原作者繋がりで「タイムシップ」読みますか。
本日の体重は……83.5kgなり。