Michael P. Kube-McDowell

エニグマ[上]ENIGMA198693.8.28
地球はいま空前の規模で星々に船を送り、異星探査計画を推進していた。今日もまた百数十年に及ぶ調査を終えて巨大宇宙船が帰ってくる。だが彼らの最大の謎は深まる一方だった。先々で発見されるのはすべて人類と寸分たがわぬ種族ばかり。しかも皆、地求人を“先祖"と呼んだのだ!太古の銀河に一体何があったのか?宇宙に魅入られた青年は計画に身を投じる。

エニグマ[下]ENIGMA198693.8.27
これまで発見されたコロニーには、奇妙な共通点があった。ただひとつの惑星を例外として、いずれも宇宙旅行技術を発達させられていないのだ。挫折を乗り越えて、ふたたび長期探査計画に身を投じたコンタクト技術者ザッカリーは、かすかな糸をたどるうち、ついにひとつの仮説にゆきつくが…。星に憑かれた者たちが大宇宙の歴史の中に見出したものは?

トライアッド[上]EMPERY198793.11.25
六万年前に人類を絶滅の危機に陥れた、恐るべき異種族ミザリ。奴らは今も銀河の一角で、人類種と遭遇するや抹殺せんと待ち構えている。ならば人類は宇宙の片隅でなりを潜めているしかないのか。宇宙機構防衛省長官はこの今だ見ぬ敵を前に、先制攻撃こそがわれわれの唯一の選択であると主張、究極の戦闘艦隊《トライアッド》の建造を提案する。人類の命運を賭けた決断の行方は?

トライアッド[下]EMPERY198793.11.25
防衛省の威信を賭け、惑星一個を楽に粉砕してしまう恐るべき最終兵器を搭載した戦闘艦隊が、まさに完成されんとしていた。だがこの艦隊が人類にもたらすものは、疑いなく繁栄の道だと言えるのか…?艦隊の起動を目前に、委員会の面々は各々の信じる道を選んで動きはじめた。二重三重の策謀が巡らされる中で刻一刻と近づく"ミザリ"攻撃のとき。迫真の遠未来SF大作!


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