会川昇

<ガンヘッド>

銀光の狂獣 1989 角川 89. 2.15
 時は西暦2645年。人類は外宇宙の捜索によりかつて知り得なかった次元の亀裂の先に居住可能な5つの星を発見していた。その惑星の1つ出雲には日系、アジア系の民族が移住し、すべての統治を“ステーション”と呼ばれるコンピュータシステムに依存していた。
 ライナー真島はこの出雲の廃虚を根城とする第2世代の私設警官。この真島のところに突然、危険な臭いの仕事の依頼が舞い込んできた……
 〈ガンヘッド─プロトゼロを奪え!〉
 激しくぶつかる巨大機械、硝煙香る死闘の数々。映画化に先がけ、ファン待望の書き下ろしノベライゼーション、ここに開幕!!

朱き荒野の狩人 1989 角川 89. 5.23
 最強最後の有人機動兵器ガンヘッド・プロトゼロ略奪作戦を、一部の仲間の裏切りから失敗した私設警官ライナー・真島は、多くの仲間を失いながらもひとり故郷東地区に辿り着いた。しかしそこはかつての喧噪とした懐かしい街並ではなく、おびただしい瓦礫広がる廃墟と化していたのだ。そしてそこで生活していた全ての人々もデス・ナンバーと呼ばれ拘留されていた。だれの意志で、何の為に、なぜ…!? 激しく燃え上がる憤怒を持ってライナー・真島よ、再び立ち上がれ!!
 映画化に先駆け、真の英雄伝説、ガンヘッド誕生篇ここに完結!!

蘇る機神 1989 角川 89. 6.29
西暦2945年、地球。かつて70億の人類個体が生存していたその星は、度重なる核戦争、人類の多星への移住により瀕死の状態といえた。そんな中で、それでも地球にしがみつこうとしている人間達がいた。しかも彼らは人類を統括しているコンピューターネットワーク“カイロン”に戦いを挑んだのだ。彼らは行動こそ違え、思いは一つであった。“人間の尊厳を守れ!”しかし、彼らに勝算はない。彼らにとっての救世主は“ガンヘッド”だけであった――
 OVAで人気絶頂の著者が描く書き下ろしハードボイルドニューヒーローストーリー。

<その他>

戦え!イクサー1[上] 1989 角川 89. 1.27
 故郷の星を追われたサー・バイオレットは、移住可能な惑星を求め流浪していた。眠り続ける1万の同胞の運命は彼女と共にあったが……。
 『クトゥルフ』と呼ばれる彼ら“星の旅人”の前に悪魔は囁く。「お前たちの願いを適えてやろう。地球に向かえ!」
 『クトゥルフ』の恐るべき侵略が始まった。地球のために立ち塞がる謎の美少女、イクサー1。しかし……なぜ!? 誰のために!? いったい、イクサー1とは何者なのか?
 ファン待望の人気OVAシリーズのノベライズ小説ここに登場!

戦え!イクサー1[下] 1989 角川 89. 1.27
 「はじめまして、お姉様」あざけるような瞳でイクサー1を見つめるイクサー2。突然!地球人類を襲った異星の民『クトゥルフ』。その背後に現れたビック・ゴールド。『クトゥルフ』の長、サー・バイオレットもまた、ビック・ゴールドに操られていたのだ。次第に明かされるイクサー1とビック・ゴールドの謎。パートナーに渚をむかえ、超兵器イクサーロボはその真の力を顕現する。そして……
 あの人気のOVAがノベライズ小説として、ここに完結!


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