折紙探偵団56号の「悪魔」(前川淳氏作)をホイル紙で折ってみました。ホイル紙ってのはあれです、折り紙セットに入ってる金紙・銀紙のことです。ホイル紙で折ると、折り目がびしっと決まって紙が何重にも重なってもふくらまないのです。というわけで15cmのホイル紙で折ってみたのですが、細かいところが非常に折りやすいですな。このサイズでも手の指5本が綺麗に折り出せるとはビックリです……写真だとちょっと見難いですけど。おまけに完成品がふくらんで崩れていかないのです……素晴らしい。ただ、完成品が金ぴかになってしまうのが難点ですが……紙の裏表を逆にすればいいかしらん。紙が小さいこともあって、完成までに2時間くらいかかってしまいました。うーむ、疲れた。
ホイル紙が非常に折りやすいことがわかったので、20cm〜30cmくらいのホイル紙が欲しいのだけど、どこかで売ってるのかなぁ。
せっかくなので、途中経過の図なぞも載せてみましょう。上の写真は、左半身をだいたい畳み終わったところです。拡大写真では、どの部分が手・足・翼・尾になるのか示してあるのでご覧ください。手の指がきっちり5本あるのもわかると思います。この段階まで畳んだものを全部開くと下の写真になります。
こっちにも、どの部分が手・足・翼・尾、それと頭になるのか表示してあります。この縦横無尽に走る折り線を見れば、どれだけ折って折って折り畳んであるのかわかるかと。コンプレックス系折り紙は最初にひたすら折り線付けていくのがきつい(けど楽しい)けど、ふと気が付くとそれっぽい形ができている……ってのが楽しいのです。「鶴くらいは簡単に折れる!」って人で(さすがに素養まったくナシでコンプレックス系折り紙はハードル高すぎますが)「折り紙ってちょっと面白そう」と思ったら、おりがみはうすあたりで本を買って(折紙探偵団のバックナンバーもよいです)挑戦してみてはいかがでしょう。