今日は一日雨。花粉が飛ばないのは結構なことでございます。しかし、体の方は昨日のバレーボールのせいで足の筋肉がビキビキです。階段の、特に下りに支障をきたしまくり。なんか、体が横向いてしまいますヨ。でもまあ、翌日に筋肉痛が出るうちはまだ若いのだってことで。
さて、今日は先日買い忘れていた「マルタ・サギー」を回収。電撃文庫と比べると富士見ミステリー文庫の紙は薄いのをさっ引いても、富士見ミステリー文庫の本って薄いよなぁ。
「わたくし、カード戦争委員会から参りました。――マルタ・サギーのフォローをするために」
シェリー・オーウェンは微笑んでそう告げた。
異世界・オスタスで、名探偵事務所を営む“完璧な探偵にして全く探偵でない”マルタ・サギー。あらゆる世界の法則を捻じ曲げる“名探偵”のカード使いである彼は、カード戦争から逃れられない。
カード戦争は、誰が何のために始めたのか?
世界の神秘に通じるその謎を巡って、ドクトル・バーチが属するフィランシェ教室もまた、動き出す。それはマルタの助手・リッツの過去へと続く、ある人物の登場をも意味していた――。
全てを受け止め、マルタは笑う。
「負い目があるとわかっているなら、それを打ち消さなくちゃいけない。僕だって、それくらいのことは解るようになったんだよ」
新感覚カードバトル・ミステリー、新展開突入!
[マルタ・サギーは探偵ですか? 2 冬のダンス/野梨原花南/富士見ミステリー文庫 表紙裏より]
「マルタ・サギーは探偵ですか?」長編第二巻です。マルタの気配り上手なところとか、要所要所でキメるところ、かっこいいなぁ。ドクトル・バーチは、今回刺されて毒くらったり、いいように動かされたりであまりいいところありませんでしたな。でも、相変わらずのストーキングっぷりはやっぱりステキ(笑)。で、今回からいよいよマルタもカード戦争に巻き込まれていくっぽいのですが……あー……ずっと名探偵のカードで謎解きしかやってなかったから、カード戦争のことなんてすっかり忘れてましたヨ。おまけに、リッツ君が事務所に来た経緯なんかもすっぱり忘れてます。気になって1巻をさらっと見返してみたら、そもそもリッツ君出てないし。……短編の方だったか。こっちの記憶が薄れない程度のペースで続きを書いてくれると嬉しいなぁ。