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混沌の庭研究所

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2004年09月14日 火曜日 [長年日記]

_ [ハードウェア] 新型クリエVZ90発表

新型クリエPEG-VZ90が発表されました。現時点で世界最大の有機ELディスプレイを搭載して、店頭予想価格は95K円なり。……なんだその無茶な値段は。スペック的にはワイド画面・キーボード無し・CFスロット付きと文句なしなのですが、この値段と微妙すぎるツラがなんとも。横向きメイン、ボタン部分をスライド式にする意味ってあるのか? 縦向きメインでボタンはVisor DX型、ビデオ見る時とかWebブラウジングの時だけ横向きでいいじゃん。つーか、クリエのボタンっていつもいつもゲームやるには不便すぎだヨ!

ところで妙にコンパクトに見えるけど、あれでNX80Vよりも重いんですよね。この重さでは、キーボードをなくした意味が全然ないのでは。NXシリーズのターンスタイルって、重いんだけど液晶保護って点では最強だからなぁ。ついでに、あのキーボードでもたまーに役に立つしな。VZ90も、完全に背面まで回転するディスプレイカバーがあるとよかったのだけど。TH55のカバーは途中までしか跳ね上がらないから、いかにも邪魔っけだヨ。

NX80Vは毎日持ち歩いて結構使い込んでいるので、次に買い換えるときのために良い後継機種が出て欲しいものですねぇ。

_ [読了] ムシウタbug 1st. 夢回す銀槍

一之黒亜梨子の前にその“虫”が現れたのは、親友の花城摩理がこの世を去った直後だった。触覚が四本ある銀色のモルフォ蝶は、なぜか亜梨子から離れようとせず、時に異形の長槍と化してまで亜梨子を守ろうとする。いったいなぜ? 亜梨子は“虫憑き”を監視する極秘機関“特別環境保全事務局”から送り込まれてきた少年・薬屋大助とともに、その答えを探し始める! 輝く銀槍が永遠に刻む、それは最高で最悪のガール・ミーツ・ガール!

ムシウタbug 1st. 夢回す銀槍/岩井恭平/角川スニーカー文庫 裏表紙より]

「ムシウタbug」は「ムシウタ」の外伝短編集ってことで、本編の2年前のお話だそうです。つまり、ふゆほたるが欠落者になった2年後くらい? 大助以外にも、利菜・ねね・「先生」といった本編登場キャラが登場しています。……つーか利菜、1巻で早々に死んだのに、事あるごとに顔を出すなぁ(笑)。主人公の亜梨子は、すでにこの世を去った親友・摩理に憑いていた虫を従えているという異例の事態のために、特環から派遣されてきた大助に監視されています……が、平時は大助で遊んでるようにしか見えませんネ。それにしても、武術全般をたたき込まれているって設定なのに、繰り出す技は「亜梨子パーンチ!」とか「亜梨子アッパー!」とか、そんなのばっかりなのはどういうことだ(笑)。背丈もちびって話なのに、イラストからは全然小柄に見えないし。ところで、この短編集ではいろいろと情報が補完されて、ムシウタの今後も楽しみになってきましたな。始まりの三匹は、どうも生み出せる虫の種類が最初から決まっていて、三匹はお互いにその内容を知っている様子。こいつらってやっぱり、何らかのプロジェクトで生み出されたのかねぇ。

_ [読了] ゆらゆらと揺れる海の彼方 3

 天才シグルドが率いるアールガウ神聖帝国に公然と反旗を翻したローデウェイク辺境州。だが、圧倒的な戦力差は否めない。それでも何とか対抗するため幾重もの策を巡らすラシード達であったが……。
 新型海獣フェンサリルの特殊能力――《女神の紅涙》とは?
 蒼影騎士団の、“見えない”突撃に対抗する術はあるのか?
 ノウラの謎にも迫る、戦記ファンタジー第3弾、登場!

ゆらゆらと揺れる海の彼方 3/近藤信義/電撃文庫 表紙裏より]

そっかぁ、ノウラは海獣だったんだー! ……ナ、ナンダッテー!? とまあ、今回はこれに尽きますネ。もうびっくりだ(笑)。つーか、冥界を航行できる船って旧文明の発掘兵器だったんだね。こうなると、冥界も海獣も全部、聖歴時代の文明が作ったんじゃないの? つーことで、ノウラも旧文明の秘密兵器ってことでFA。それはともかく、毎巻紫苑騎士団の主要メンバーが欠けていくんですが、次巻は誰が欠けるのか今からびくびくです。なんだかんだで、このシリーズも結構楽しみにしてるなぁ。