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混沌の庭研究所

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2003年06月08日 日曜日 [長年日記]

_ [購入] 今日の買い物

「夏少女」を買った時にもらった抽選券の抽選が今日だったので、チャリンコ飛ばしてつくばの石丸電気まで行ってきました。でまあ、昨日買えなかった「終わりのクロニクル」は無事にげっとー! ついでに「ハード・デイズ・ナイツ」の1〜3巻も買ってしまいました……のだが、いやーん2巻は回収再生品じゃないかー(涙)。くそ、油断するとすぐこれダ。ぎざぎざ嫌いー。

ちなみに抽選の方は12色のマーカーセット貰えてちょっとハッピー。

_ [読了] 終わりのクロニクル 1上

かつて世界は、平行して存在する10個の異世界と戦闘を繰り広げていた。概念戦争と呼ばれるその戦争に勝利してから60年。全てが隠蔽され、一般の人々に知らされることなく時が過ぎた現在……。
 高校生の佐山御言は祖父の死後、突然巨大企業IAIより呼び出しを受ける。そして、この世界がマイナス概念の加速により滅びの方向に進みつつあること。それを防ぐには、各異世界の生き残り達と交渉し、彼らが持つ10個の概念を解放しなければならないことを伝えられる。
 かくして、佐山は多くの遺恨を残した概念戦争の戦後処理として、最後の戦いに巻き込まれていくが……。
 川上稔が放つ新シリーズ、ついに始動!

AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 1上/川上稔/電撃文庫 表紙裏より]

そんなわけで新シリーズです。でも、読んでいくと都市シリーズ読んでるのと何ら変わりない気もしてなんとも。……あー、でもDTとか巴里なんかよりは普通に読みやすいかも。そうだな、新伯林くらいの読みやすさ? 読みやすくて、いい感じに厚みもあったので、通して読んで3時間楽しめました。ところでAHEADシリーズと言うからには「終わりのクロニクル」で全竜交渉の話をやって、別タイトルで概念戦争の話とかもやるのカナ?

主人公の佐山クンは異様に素晴らしいです。もうね、そこらへんのへたれ主人公とはわけが違いますヨ? ……ナチュラルにバカだけどナ(笑)。その他、いつものようにラスキンジークフリート爺さんはふいっと出てきてかっこつけてますしー、エーネウスSfサンは忠実なメイドっぷりをいかんなく発揮しておりますしー。……なんかどっかで見たことある人ばっかりだ(ぉ。

ところでちと疑問になったのが、このAHEAD世界での「世界」ってのはどんな規模なのかってことですな。読んでいるとどうにも天動説な世界観、つまり、世界ってのは地球を中心にその周辺少々って感じがびしばしと。10の異世界との接点が全部地球上にあるってところからしてもうね。まあ、ライトノベルの世界設定にうるさいこと言っても始まらないか。

さて、続けさまに来月は下巻が出ます。はやっ!? さてさて、ブレンヒルトたんの遺恨はどうなるんでしょうかねー。楽しみですな。それと今回は、壁紙にできそうないい感じのSD絵がなかったのでこれも期待しますよー。