もう何度、繰り返したのだろう?――ドーレムの襲撃により死んだはずの村瀬明は、十六歳の少年として目覚めを迎えた。死と生のリフレイン。彼にわかっているのは、もうすぐこの東京がMUの攻撃にさらされるという事実だけ。しかし今回は違った。パソコンのチャットを通し、異空間に存在する“自分”から、この時間ループを抜け出すには、〈ラーゼフォン=未知なる音を奏でる太陽神の乗り物〉を見つけだすことだと知らされる……。アニメ「ラーゼフォン」の世界を再構築した書き下ろしシェアワールド・ノベル。
[ラーゼフォン 時間調律師/神林長平/徳間デュアル文庫 裏表紙より]
……話すっ飛ばしすぎだ(笑) 何百回目だかの時間のループのスタート地点に吹き飛ばされた主人公が初めて平行世界のもう一人の自分と連絡が付いたと思ったらあっという間にゼフォンで大ボスに戦いを挑んで、ヒロコが死んだらマモルが切れて、お父が復活したと思ったらあっという間にループしていた時間は元通り……ってどんな話やねん。それでもテレビ版と違って何が起こってるのかはまあわかるのだが。神林さんの本は雪風アニメ化に伴っていろいろ再版されてるからこの前ごっそり買い込んでみたのだけど、一番最初に手に取った「七胴落とし」がどうにも読み進まずに1/3あたりで止まってるし、あまり僕にはなじまないかねぇ。
どんなもんだかやってみました。
既読は250作品中 71 作品です(平均は 49.64 作品)。276 人中 63 位でした。
- 『愛はさだめ、さだめは死』(87) ジェイムズ・ティプトリー・Jr.
- 『エンダーのゲーム』(87) オースン・スコット・カード
- 『ロボットと帝国』(88) アイザック・アシモフ
- 『ポストマン』(88) デイヴィッド・ブリン
- 『サターン・デッドヒート』(88) グラント・キャリン
- 『死者の書』(88) ジョナサン・キャロル
- 『デクストロII 接触』(88) ワトスン&ビショップ
- 『竜の歌い手』(88) アン・マキャフリイ
- 『大いなる天上の河』(89) グレゴリイ・ベンフォード
- 『超戦士コブラ』(89) ティモシー・ザーン
- 『知性化戦争』(90) デイヴィッド・ブリン
- 『死者の代弁者』(90) オースン・スコット・カード
- 『木星強奪』(90) ドナルド・モフィット
- 『戦士志願』(91) ロイス・マクマスター・ビジョルド
- 『マッカンドルー航宙記』(91) チャールズ・シェフィールド
- 『自由軌道』(91) ロイス・マクマスター・ビジョルド
- 『タウ・ゼロ』(92) ポール・アンダースン
- 『ヒーザーン』(92) ジャック・ウォマック
- <ワイルド・カード>(92) マーティン他
- 『ガイア −母なる地球−』(92) デイヴィッド・ブリン
- 『ゴールデン・フリース』(92) ロバート・J・ソウヤー
- 『ファルコン』(93) エマ・ブル
- 『2001年宇宙の旅 決定版』(93) アーサー・C・クラーク
- 『大潮の道』(93) マイクル・スワンウィック
- 『サイティーン』(93) C・J・チェリイ
- 『辺境の人々』(93) オースン・スコット・カード
- 『エニグマ』(93) マイクル・P・キュービー=マクダウェル
- 『タンジェント』(93) グレッグ・ベア
- 『百万年の船』(93) ポール・アンダースン
- 『内なる宇宙』(93) ジェイムズ・P・ホーガン
- 『天の筏』(93) スティーヴン・バクスター
- <黒き流れ>(94) イアン・ワトスン
- 『シェイヨルという名の星』(94) コードウェイナー・スミス
- 『無限の境界』(94) ロイス・マクマスター・ビジョルド
- 『臨界のパラドックス』(94) アンダースン&ビースン
- 『ゼノサイド』(94) オースン・スコット・カード
- 『ヴァーチャル・ガール』(94) エイミー・トムスン
- 『旅立つ船』(94) マキャフリー&ラッキー
- 『ハイペリオン』(94) ダン・シモンズ
- 『時間的無限大』(95) スティーヴン・バクスター
- 『ハイペリオンの没落』(95) ダン・シモンズ
- 『竜の反逆者』(95) アン・マキャフリイ
- 『遠き神々の炎』(95) ヴァーナー・ヴィンジ
- 『ヴォル・ゲーム』(96) ロイス・マクマスター・ビジョルド
- 『第81Q戦争』(97) コードウェイナー・スミス
- 『火星転移』(97) グレッグ・ベア
- 『内海の漁師』(97) アーシュラ・K・ル・グィン
- 『ターミナル・エクスペリメント』(97) ロバート・J・ソウヤー
- 『消えた少年たち』(97) オースン・スコット・カード
- 『極微機械ボーア・メイカー』(98) リンダ・ナガタ
- 『造物主の選択』(99) ジェイムズ・P・ホーガン
- 『スタープレックス』(99) ロバート・J・ソウヤー
- 『エンディミオン』(99) ダン・シモンズ
- 『宇宙消失』(99) グレッグ・イーガン
- 『順列都市』(99) グレッグ・イーガン
- 『終わりなき平和』(99) ジョー・ホールドマン
- 『フレームシフト』(00) ロバート・J・ソウヤー
- 『アンドリューNDR114』(00) アシモフ&シルヴァーバーグ
- 『SFの殿堂 遥かなる地平』(00) ロバート・シルヴァーバーグ編
- 『エンダーズ・シャドウ』(00) オースン・スコット・カード
- 『ファウンデーションと混沌』(00) グレッグ・ベア
- 『バラヤー内乱』(00) ロイス・マクマスター・ビジョルド
- 『祈りの海』(00) グレッグ・イーガン
- 『過ぎ去りし日々の光』(00) クラーク&バクスター
- 『フラッシュフォワード』(01) ロバート・J・ソウヤー
- 『エンダーの子どもたち』(01) オースン・スコット・カード
- 『地を継ぐ者』(01) ブライアン・ステイブルフォード
- 『竜の挑戦』(01) アン・マキャフリイ
- 『天空の遺産』(01) ロイス・マクマスター・ビジョルド
- 『変革への序章』(01) デイヴィッド・ブリン
- 『最果ての銀河船団』(02) ヴァーナー・ヴィンジ
思ったほど読んでないもんですなぁ。まあ、自分のことはさておき……ジェイムズ・ティプトリー・Jr.が大人気なのにはもうびっくりです。『たったひとつの冴えたやりかた』なんて4人に3人は読んでるものなぁ(ちなみに僕は読んでない)。なんでこんなに人気があるんだ? それから、新しめの人だとやはりグレッグ・イーガンが出てきますねぇ(この辺りは納得)。
本日の体重は……84.3kgなり。……ダメだダメだダメだ。