油断したくないんだよ。
なにか、でっかい罠にはまっちまいそうな気がするんだ。
ティッシが死んだと、ダミアン・ルーウはいっているが。俺にはどうしても信じられない。
それに――。
「家族が3人そろう」
イールギットの最後の言葉も気になる。
いったい、この最接近領でなにが起きてるっていうんだ？
白魔術士ダミアンに黒い聖服の男。
まともにやり合ったら、無事ではすまない連中が相手だ。
だが。なにができるかは問題じゃねぇ。
俺は俺のできることをするだけだ！
言語道断の猛虎原爆固めファンタジー、第18弾!!
［魔術士オーフェンはぐれ旅 我が館にさまよえ虚像／秋田禎信／富士見ファンタジア文庫 表紙裏より］
……いつものことながら、全然本編の紹介になってない紹介文ですな、ホント。なんだかもぉ、すごく遠いところに来てしまった気がするオーフェン18巻、買ってすぐ読み終えてたのですけど書くの忘れてました。とりあえず、祝・アザリー復活。早いところティッシを治してやんなさい……いつ死んでしまうかとドキドキです（笑）。しかし、ダミアンは最強を謳っていたわりにへっぽこでしたなぁ。ああもあっさりと消滅してしまうとわ。
ところで、このところずっと話がてれてれと区切りなく続いてるので、一度「我が運命導け魔剣」辺りから読み直さないとちゃんとした筋を思い出せないような気がしてきたですよ。最接近領・聖域・コルゴンの関係が今ひとつ掴み切れてません。……関係ないですが、巻が進むにつれて草河さんの絵がどんどん白くなってきてるのは気のせいではありますまい(^^;
人気探偵シリーズを生み出した有名推理作家の所有していたヨットが、真輝島学園の敷地内にある湖に沈んでいた。故人であり、学園のOBでもある彼がヨットに遺した構想メモの引き上げを依頼されたお宝発掘部。一方、生徒会陰謀説を唱える謎の少女まで現れて――。幼稚舎から大学院まで学術施設はもちろん、海、山、河、湖、森、砂丘とないものはない巨大学園都市を舞台に繰り広げられる、学園内トレジャーハント・コメディ第2弾！
［突撃 お宝発掘部2 レイズ the 宝船／麻生俊平／角川スニーカー文庫 裏表紙より］
んー、麻生さんの小説はやっぱり「ザンヤルマの剣士」みたいに思いっきりシリアスなのか、「無理は承知で私立探偵」みたいに思いっきりお笑いに走ったのかのどちらかがいいと思うのですよ。そんなわけで、お宝発掘部はそれほど面白くないのです。でも買ってしまうのだけど。
あうー、まだ花粉飛んでるんですかねぇ……。鼻水が全然止まりません。明日はまた鼻炎薬買ってくるか。