“宇宙人に妹をさらわれた”と言うちょっと変わった過去を持つ高校生・堂島コウ。その彼のもとに突然現れたのは色とりどりのエナメルのベルトを要所要所に巻いただけと言う奇抜(?)なファッションの少女で、しかも“自称”悪魔だった。更にその“自称”悪魔の言うことには「一昨日あなたの望みは叶えられました。その魔力を感知して、あたしは来ました。契約を履行し、魂をいただくために」
まったく身に覚えのないコウは果たして、自らの無実を証明できるのか!? それとも……。
第8回電撃ゲーム小説大賞〈銀賞〉受賞のファンタジックミステリー、登場!
[悪魔のミカタ 魔法カメラ/うえお久光/電撃文庫 表紙裏より]
なんだか最近はこの手の新人賞受賞作を積極的に読んでますけど、なかなか面白いのが多いですねぃ。これも面白かったですよ、最初は挿絵で買ったのだけど(笑)。どんな話かというと、子供の頃に妹を宇宙人にさらわれてそれ以前の記憶をなくしてしまった主人公が悪魔になるというお話。……思い切り端折った説明だな。主人公の所属する「みすてりぃサークル」の部員は変な人揃い(ミステリーを楽しむサークルではなくミステリーな人を集めるサークルだからそれも当然ではある)ですが、主人公が一頭抜きん出ていると思うのデス。いろんな意味ですごい人だと思いましタ。……惚れるゼ?
時は平安。陰陽道の名門に生まれたにも関わらず、家業である陰陽道を捨て、文章道を選んだ一人の青年がいた。青年の名は慶滋保胤。
保胤は大陰陽師・安倍晴明の依頼に応じて近頃都に現れた外法師の素性を調べ始める。だが、それはとてつもない怨念と呪いが渦巻く事件へ保胤を導くきっかけに過ぎなかった……!
魑魅魍魎がうごめく平安時代の闇――。
いま、闇から滴る魔が世界を狂わせ始める……。
第七回電撃ゲーム小説大賞〈金賞〉受賞作、登場!!
[陰陽の京/渡瀬草一郎/電撃文庫 表紙裏より]
昨日2巻を読んだら1巻も読み返したくなったので再読。ふむぅ、こっちは金賞だったのか。読み直してわかりましたが、1巻はそもそも挿絵がありませんでした。道理で記憶にないはずだわ。ところでこの時代、美形の女の子はみんな男装してたらしいです(笑)。といってもまあ、3人だけなんですがね。やっぱり時継サンはかっこいいなぁ。
今日は食料買い出しに行った以外はずっと本読んでただけだったなぁ。まあ、本読んでるのが一番楽ちんな休日の過ごし方ではあります。最近はゲームするだけでもめんどくさいのですよねぇ。何なんだろ、この覇気の無さは。