ついにMacで使えるタブブラウザが登場。その名もMultiZilla! ……つか、Mozillaにタブ機能を追加するだけなんですがね。しかし、1揃いのファイルですべてのプラットフォームに対応とは、xulの面目躍如というとこであろうか。これが役に立つのが実感できたのって初めてかも知れぬ(笑)。……あ、テーマ差し替えがあったか。とりあえず、大学で落として使ってみました。タブブラウザってのは初めて使いましたが、なるほどこいつは便利ですな。とりあえずリンク先をタブで開いておいて、後から見るときなんかは特に便利さ実感。
さて、インストール方法ですが、Second Alpha版なので結構不便です。まずはこのページから、自分のプラットフォームで使えるMozilla 0.9.3をDL。続いてここからMultiZillaファイルをDL。全部で8ファイルあります。こいつらを、Mozillaフォルダにあるchromeフォルダに放り込んでファイル上書き。次に、ここから更に新しいバージョンのファイルをDLしてchromeフォルダにコピー。これはNightlyファイルといってかなり頻繁に更新されるので、よくチェックしておいてください。次に、Mozilla\defaults\pref\all.js(Win的表記(笑))をテキストエディタで開いて、最後尾にここの「Please make sure to add these prefs to your all.js」と書かれたボックス内の設定値をコピーして保存。9/3の時点では以下の9行です。
pref("multizilla.display.prefwarning", "true" ); pref("multizilla.tab.position", "bottom"); pref("multizilla.new.preferred", "http://mozillazine.org"); pref("multizilla.sticky.maxlen", "25"); pref("multizilla.sticky.title", "true"); pref("multizilla.title.freeze", "true"); pref("multizilla.tabs.autohide", "true"); pref("multizilla.title.hold", "true"); pref("multizilla.secret.garden", "false");
内容を簡単に説明すると、2行目の"bottom"を"top"に書き換えるとタブの最初に表示される位置がウインドウの上側になります。3行目のURLは、新規タブを開いたときに表示されるページのURL。4行目の数値はタブに表示されるページタイトルの最大文字数です。文字数のカウントは1バイト文字でも2バイト文字でも1文字は1文字(ユニコードでカウントしてるのであろう)です。
Mozillaを起動するとブラウザウインドウが表示されますが、このウインドウはタブ形式にはなっていません。Fileメニューから新規タブウインドウを開いてください。これでタブブラウザとして使えるようになります。その他細かいことは2chの新Mac 板、Mac de タブブラウザスレッドを見るとよいでしょう。Macで使う場合は若干不具合が出る場合があります。僕の場合は終了メニューが表示されないとか、OKボタンなんかの文字が表示されないとかの不具合が出ました。まあ、まだSecond Alphaでこれだけちゃんと動いていれば充分ですな。