「魔術士オーフェンはぐれ旅 我が庭に響け銃声(秋田禎信)」「私は虚夢を月に聴く(上遠野浩平)」読了。
オーフェン、人がばたばたと死んでいきます。そりゃもぉ、情け容赦なく。雑魚キャラ・敵キャラはともかく、まさかイールギットまで死ぬとは思わなんだ。最接近領・聖域・貴族連盟の三つ巴の戦いが続いてますが、最接近領側の戦力は、聖域にいるコルゴンがどう転ぶかわからないのでとりあえずダミアンのみ。聖域はラストでフェンリルの大軍を繰り出してきて最接近領を包囲。貴族連盟は十三使徒を2人失ったけど、とりあえずはちと遠くから眺めてる感じですか。……最接近領、なんか後がないですな。最接近領VS聖域の争い、今ひとつ何が原因なのかわからんです。……つか、えらい目にあってるオーフェンってひたすら巻き込まれてるだけですな。……不幸だ。
「私は虚夢を月に聴く」は「ぼくらは虚空に夜を視る」や「冥王と獣のダンス」と同じ「虚空牙」のシリーズです。ついでにラストまで読むとわかりますが、ブギーポップともリンクしてます(笑)。「虚空」のようにナイトウォッチも登場しますが、舞台はカプセル船ではなく月面。でも、妙ヶ谷先生も出てきます……漫画家じゃなしに小説家になってますが。どうやら夢の世界の標準付属品のようですな。しかし、ナイトウォッチって実はあちこちに配備されてたのですな。ラストはなにやら現代なのか未来なのかよくわからんことになってましたが、はてどういうことであろ?
今日は目が覚めると夕方で、ずっと本読んでゲームしてで一日終わってしまいましたとさ。……ちっとはこの部屋の惨状をなんとかせんとなぁ。