今回は、VirtualPC3.0(以下VPC)を使ってみて気がついたことについて書いてみましょう。まず、意外と盲点なのがMac-Win間のファイル共有ですが、PC-DOSバンドル版を購入してからさらにWin95をインストールした場合は追加インストールが必要です。詳しくはマニュアル88ページ、Windows統合化機能のインストールを参照のこと。これに気がつかなくてしばらく悩んでました(^-^;
次にMacとWinのIPアドレスの共有ですが、これも半端にWinのセットアップを知っているとダイヤルアップを使うための設定をやってしまいがちですが、これをやるとIPアドレスが共有できません。ネットワークの設定でTCP/IPプロトコルをインストールした後はそのままの状態でMac側に割り当てられているIPアドレスを使えます。うっかりダイヤルアップの設定をしてしまうと、VPC側でネットに繋ぐ時にすでに動いてるモデムを探しに行ってしまってえらいことになります。
それから、これはかなり便利な機能ですが、VPCを終了するときにWinを終了せずにPCの稼働状態を保存して終了することができます。これだと、Winで何らかのアプリを動かした状態のまま終了できて、しかも再起動が非常に速くなります。・・・実機の起動よりも遥かに速いです(笑)。
ところでVPCがあると、Win95のネットワークにMacを繋ぐことができてなかなか便利かも。職場でいろいろ試しちゃいましたわ(^-^; うむぅ、これは98用にCバスのLANカードを買ってくるしかっ!そしてピアトゥピアでMacと繋ぐのだっ!
そんなわけで職場のPowerMacintosh G3(266MHz)でも動かしてみましたが、HDBENCHによるとCPUの値はPentium166MHzくらい出てますね。ビデオが遅いのはまあ、いかんともしがたいですが。・・・ところで、職場でiMac DVを買うってことでライムとタンジェリンを選んだわけですが・・・ちと、はやまったかしらん(爆)。せめて、タンジェリンとブルーベリーにしておくべきだったか? なんか、うっかりすると学生さんに趣味がばれてしまうなりよ(笑)。ま、PPC G3/400MHzだと単純計算でPentium250MHzくらい出るわけで、ちと楽しみですなー。それにしても、iMac DVだとG4/350より速いわけで、しかも動作音がずっと静かだとなると・・・自前で買う機種の選定でますます悩むところです。うーん、iMacの方がいいのかなぁ。
えっと、あとはゲームのことですか。うちのマシンはPowerMacintosh7300/180ちう3世代前の中堅機種なわけで、現役機としてはかなり下位クラスなのであまり参考になりませんが、手持ちのゲームをいくつか動かしてみたところ、256色でBGMがCD-DAあるいはWAVEなゲームだとそこそこ遊べるようです。BGMがMIDIだとダメですねぇ。エミュレートしてる音源でMIDIを演奏するにしても、88Proを動かすにしても、負荷がかかりすぎるようです。もっと高速なマシンだとどうなるかは不明ですが、このあたりはG3なりょーさんあたりにレポートしていただきたいところですわ。・・・さすがに職場のマシンにPiaキャロ2なんぞインストールできませんしね(笑)。
とりあえず今回はこんなところでおしまい。また何か気がついたことがあれば書いてみようと思います。