うお・・・1週間もご無沙汰してしまった。スティッキーズはまだ不調だし・・・ま、気を取り直して、久々に最近読んだ本の紹介でもいってみよ〜。
冴木忍『新・風の歌 星の道 1 今日も元気!』(角川スニーカー文庫)・・・『風の歌 星の道』の続編です。前作に登場した盗賊・疾風のソードとリドルフィ王国の王女レティシアとの間に生まれた娘セラフィンが登場します。この子が両親に内緒でフィンレック王家の「義務」の旅に出発したところから物語が始まるのですが・・・セラってば可愛らしいし、すごくいい子なんだが、5歳にして親に内緒で旅に出るってのは無茶だと思うぞ。まあ、空飛ぶ子豚こと高位の妖魔リルがついてるから全然大丈夫なんでしょうけど。道中、馬車から転がり落ちて森の中を歩いているところを、とある貴族の帰国の護衛を兄王に命じられた黒獅子ディスクリートおじちゃま(笑)と合流し、セラは南国ユードに向けて旅を続けます。実はこの貴族、重大な秘密を持っていて、彼らはその秘密を巡る陰謀に巻き込まれていくことになるわけですが、彼らを付け狙う呪い師のひとりを仲間にしたところで第1巻はおしまい。前作に登場した面々はディスクリート、妖魔のタニア、リルを除いてちらりとしか出てこなかったのがちょい残念。でも、ディスクリートいわく意外にも親ばかだが、これまた意外にも躾はきちんとしてるソード(笑)は大慌てでセラの後を追ってるはずなので、そのうち登場してくれるのではないでしょうかね。それにしても、冴木さんの小説は相変わらずほのぼのしていて、読んでて楽しくなりますわね。続きが楽しみです。
水野良『新ロードス島戦記 1 闇の森の魔獣』(角川スニーカー文庫)・・・あの『ロードス島戦記』の続編がついに登場!スパーク君(不幸!)が暗黒の島マーモの公王として登場します。今回はスパーク君とその仲間達がレギュラーメンバーみたいですな。スパーク君も王様としてなかなか頑張っているようです。今のところ敵はマーモ帝国の残党・・・なんだけど、その背後になにやら怪しい影が見え隠れしています。ニースにもなにやら秘密があるようで、今後の展開待ちたまえってところですかね。しかし・・・スパーク君18歳でニースが14歳?邪神戦争のときは16歳と12歳だったんかいっ!・・・ちょっとびっくり(もっとよく読めよ)。ところで、前作読んでない方はそちらのほう読んでからのほうがより楽しめると思いますので、『ロードス島戦記』全7巻+外伝も読もうね〜。
う゛・・・疲れたので今日はこれだけ〜・・・こんなへぼへぼな文章なのに、時間がかかるかかる(;_;)
なんだか恒例になりつつあるようなっ。まずは先月の追跡調査から。ラン・ソフトウェアの「Essence Lost」は現時点ではボーダーラインかにゃ? 10/1発売予定です。んでもってRUNEの「fifth〜フィフス〜」は、広告の絵はきれいなんですけど、CGはいまいちですねぇ。ゆえに候補から外すです。さて、アアルの新作2つが記事に出てますな。ひとつは「GUARDIAN」です(爆笑)。でも、絵が以前と全然変わってます。うはは、結局前のはお蔵入りですか? んでもってもうひとつは「LOE」ってアドベンチャーゲームなんですが、これ、どうやら昔懐かしいキーワード入力型だそうです。んー、アアルの絵は好きなんだがゲーム自体の出来は・・・どうなんだろうね? とりあえず候補に入れておこう。9/24、二作同時発売予定です。それにしても、広告がえらく力入ってますねぇ。次はピンパイの「コートの中の天使達」っていう育成SLG+マルチシナリオADVですが、・・・円井姉妹の妹のほうがえらく気になりますねぇ(をい)。詳しくはメーカーのページを見たってくらはい。9/22発売予定でふ。SAGA PLANETSの「罪と罰」は、裏裁判で女の子を裁くってシチュエーションが・・・(笑)。絵もなかなか好みなんで、迷うところですな。10/1発売予定です。POCKETの「My Diary」も、絵がなかなか。のぞみがかわうい(笑)。さて、広告ページに移ってと・・・。LiLiMの「EA MIND」ってけっこうよさげな絵ですな。まあ、詳しいことはメーカーのページに飛んでくれぃ。んでもってPurpleの「かすみ遊戯」ってのもなかなかぐーな絵です。だがしかーし! 『処女膜再生モード』搭載・コスプレ娼館萌え萌えAVGってキャッチはなんだ〜!(爆笑) 10/15発売予定です。んでもって最後にE-LOGINには載ってませんでしたけど、スタジオねこぱんちの「鋼の鬼〜機動歩兵VS女忍者軍団」ってのがよさげです。ちうか、原画がディープパープルの人なので購入決定。しかし、機動歩兵と女忍者軍団って・・・すっげぇ取り合わせですなぁ・・・。とまあ、こんなところで。
ところで今日は夕方まで寝ちまって、結局本屋にE-LOGIN買いに行っただけでしたわ(涙)。
神保町では早くも今月の電撃文庫が出てるってことなので、仕事帰りに買ってきました。それにしても、10日発売の本がなぜ4日に……。予定では今月の購入は「バッカーノ!」だけだったのだけど、あらすじ読むとおもしろげだったので他にも買ってみた。……もうちょっと買おうかと思ったのだけど、財布の中が数百円になってしまってはそれは無理。むう、お昼にいくらか引き出しておくんだったよ。
第9回電撃ゲーム小説大賞で〈金賞〉を受賞した成田良悟の受賞後第1作「バッカーノ!1931 鈍行編」と同時間軸、別視点で語られる「特急編」。
少年はNYの友達と会うため、列車に乗り込んだ。
作業着の女はNYの雇い主と会うため、列車に乗り込んだ。
車掌は――仕事なので列車に乗り込んだ。
あの事件さえ起こらなければ、彼らは何事もなく目的地に着くはずだった。
だが怪物は目覚めてしまった――その名は“線路の影をなぞる者”。
まあ、まず最初に読むのはコレですよな。……先月のは「イリヤ」と「天国に涙はいらない」が未読なんだがまあよし。2ヶ月連続刊行の「バッカーノ!」、今月の急行編は鈍行編では何やってたのかさっぱりわからなかった「ヴィーノ」「不死者」サイドのオハナシ。それはともかく、「レイルトレーサー」が格好良すぎデスヨ。前編通してバケモノじみた活躍を繰り広げてくれます。ヤツ自身の「馬鹿な……奴は本当に人類か?」って台詞はそのまんまお返ししたい(笑)。それにしても、「ヴィーノ」と「レイルトレーサー」の正体は予想外でした。確かに鈍行編に登場済みではあるんだが……やられたなぁ。
ところで、今回も例によって壮絶な誤字は健在です。もはや、「これはネタでやったるんじゃないのか?」と言わんばかりの誤字です。小学生の作文だってアレはないぞ(笑)。んで、後書き読んでさらにびっくり。毎回誤字脱字誤聞等をチェックして戴いております、校閲の皆様へ。
とあるじゃないですか! ……校閲かける前って一体どんなだヨ!