おみくじを引く前に

皆さんは神社やお寺にいっておみくじを引いたことがありますか？
私はおみくじが大好きです。
神社に参拝したあとで、必ずおみくじを頂きます。
不思議なことに、ちゃんとその時の私に相応しいものが必ずでるのです。
特に一番前にある御歌になんとなく教えられることが多いのです。
そこで、和貴水はおみくじをつくりました。

御歌は私が好きな新古今和歌集から百首を頂き、
易占と布田天神様のお導きによって作成したものです。
特に「神祇」の部分と「釈教」の部分から御歌を多くお借りしています。

最近は、吉凶のないおみくじもあるようです。
でも私のおみくじは大吉から凶まで、ちゃんとそろっています。
順番は大吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉、凶です。
ただ、陽も極まれば陰へ向かい、陰も極まれば陽へ向かいます。
常に状況は変化することを踏まえて作ったつもりです。

時の指針になれば幸いです。

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おみくじの歴史

　いろいろと調べましたが、あまり詳しくは分かりませんでした。
　ただ、天台宗の慈恵大師が延喜１２（AD７９３）年に
「元三大師みくじ」というものを作っていたと伝えられているそうです。
　元三大師こと第１８世天台座主良源(912〜985)は、死後慈恵大師の名を贈られていますが、
正月三日に亡くなったことから、元三大師とも別称されています。
他にも、魔滅（まめ）大師、角（つの）大師、降魔大師とも称されることもあるらしいですよ。
今でも、天台宗のお寺にいくと元三大師みくじがおいてありますよね。

　おみくじの関する書物は少なく、発生・発展に関する説も推定の範囲に留まっています。
あまりにも身近で、研究対象にはなりにくかったのかもしれませんね。

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おみくじの読み方

おみくじはまず御歌を読んで下さい。そしてその御歌を感じて下さい。
そして、太字でかいてある解説を読んで下さい。

吉凶はあくまでもその御歌を踏まえてとらえて下さいね。
これから良くなる吉もあれば、気をつけなければならない吉もあります。
しばらく身を伏せた方が良い凶もあれば、明るさの見えてくる凶もあります。
あくまでも状況は常に変化していくということが前提です。

できればプリントアウトして、注意書きのように掲示板にはっておいたり、
財布に入れてつねに意識を向けて下さい。

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