9月23日(日)〜24日(月) 東北道築館ICで降り4号線に出て398号線を左折し旅の始まり。
とりあえず花山湖近くにある道の駅「路田里はなやま」へ。

このあたりは自然薯が有名?道の駅には
自然薯館と書いてある。
朝市で野菜を物色。どれも東京では考えられない程の
お値段。安い!!ここでは葉わさびを購入。100円!
深夜走ってきた疲れをとるために、まずは温泉と
道の駅をあとにし「温湯温泉」へ向かった。

温湯温泉へ向かう途中にある「仙台藩寒湯番所跡

番所跡を過ぎて398号線を北上するとすぐ
佐藤旅館」の看板があるので左折。左手にとても
レトロな旅館が見えてきます。駐車場は旅館前と
道沿いにある。入浴料500円、朝10時より

男女別露天風呂、混浴内風呂、女性用内風呂があります。

道の駅と温湯温泉の中間くらいにある浅布渓谷。滝にたどり着くまでの道はほとんど未整備。雨が降っていたので足場は
かなり悪かった〜。

お昼は前もって予約をしていた蕎麦農家「坊の蔵」へ行きました。このお店はメインが農業で手の空いているときに食事を出す
というスタンスだそうです。よって予約のみ受付です。メニューは蕎麦会席のみで2,000円です。
会席料理とはいえ堅苦しさもなく、お洒落な家庭料理という感じです。

場所はちょっとわかりにくいです(^^ゞ
398号線で道の駅を通り過ぎて100m程行くと橋があり
渡ってすぐ発電所入り口のある看板の次の道、集会場の看板を
左折。入ってすぐ右折して50mくらいのところに自動販売機が
ありその向かいを左折。蕎麦畑が広がる農道の突き当りです。


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どの料理もとても素朴で美味しくいただけました。とくに蕎麦がきは絶品でした。最後にでる蕎麦は自前の蕎麦畑のそば粉からの
手打ち蕎麦です。細めですがめちゃくちゃ腰がある蕎麦です。蕎麦の香りは期待したほどではありませんが、のどごしが良い
蕎麦で不満は全くなし。そして嬉しいことに蕎麦は食べ放題です。1枚でもかなりの量があります。2枚も食べればお腹いっぱい
ですが、店の人がもっと食べろもっと食べろとがんがんすすめます(^^ゞ。
とにかくこのボリュームで2,000円はかなりのお値打ち物です。

さて、今夜のお宿は湯浜温泉「ランプの宿三浦旅館」です。ランプの宿というだけあって電気はありません。
夕方から夜10時までは発電機を使用しているようです。国道沿いに駐車場があり、そこに車を止めあとは歩きです。
入り口看板には徒歩7分と書いてありますが10分以上はかかったと思います。

1,茄子、ミョウガの酢漬け、味噌を大葉で巻き揚げた物。 2,茄子田楽 3,きゅうりと白菜の塩もみ、わらび、きのこ

4,そばがきと蕎麦の実 5、豆腐と自家製味噌 6,二八蕎麦

この駐車場の右奥
から山に入ります。
入り口は「え!」
っと一瞬思うほどの
山道です。急な坂を
下ると橋があり、
渡ってから川沿いに
進みます。

かなり豪快な滝もあります

しばし森林浴を楽しみ
ながら歩くと露天風呂
出現!!ちょっとした
脱衣所付き。当然
混浴風呂です。

大自然の中での温泉は最高です(^_^)v
夏は蛍が飛び交うそうです。

15分ほど歩いてようやく今夜の宿が見えてきました。まさに山の中の一軒宿。

夕食は宿のまわりで採れた物がほとんどらしいです。豪華さとかはありませんがまさに自然の味です。白いご飯がすごく
美味しかったのがとても嬉しい(^_^)。内湯は当然源泉掛け流し、加水も無し。おかげでちょっと熱いのが難点(^^ゞ
夕食も終わり館内はランプに灯がともります。癒される〜と言いたいところですが、目の悪い私にはこの暗さがけっこう疲れます。
何も気にせずのんびりしていればそれでよいのでしょうが、悲しいかな都会人はそういうことに慣れていなくて・・・。
テレビもないしとにかく、なーーーーーんにもやることがありません。これはある意味超贅沢?。
月明かりに照らされた森は鉛色のモノトーンに輝いて、この景色は圧巻でした。深夜、ぼーっと森を眺めていました。

398号線を北上し花山峠を越えて秋田県側にはいると
栗駒神水」があります。みんな大きなペットボトルを持って
水を汲んでいます。
さらに北上するとT字路にぶつかり右折すると須川温泉、左折
すると小安峡です。↓

谷底の深さ100m。階段を見て下りるのはやめにして
橋の上から噴煙を眺めました。紅葉の季節は絶景に
なるようです。

泥湯温泉、久しぶりに訪れてみました。なんか
全体的に建物が綺麗になったみたい?入浴料500円。
誰もいなくて、またまた独り占め。気持ちえがった〜

泥湯から秋の宮温泉に抜け108号線を南下。鬼首温泉に向かいました。
この108号線めちゃくちゃ走り安い道です。スピードに注意しましょう(^_^)v

秋田県に入ると要所要所にババヘラアイス登場→

←蛇に魅入られた女性

赤まむし売っていました!1匹2万円!!
お店の人の話によると、解体して売りさばくと
5万円になると豪語しておりましたが・・・・。

鬼首温泉の「地獄谷」。そこら中から熱湯が
吹き出ています。↓

鬼首温泉から鳴子峡へ向かいました。紅葉シーズンに向けて駐車場やレストハウスは工事中。さくっと見て昼食を食べに
47号線を山形県方面に走り出すと、中山峠を過ぎたあたりで美味そうなのぼり発見!「蕎麦農園の手打ち蕎麦」!!
これは行くっきゃないとお店に入ることにしました。
が、しかーーーし 店にはいると混んではいるのですが店内からの匂いは炒め物の匂いがプンプン。周りの客が食べているのは
ラーメンやカレーなどなど。そ 蕎麦はどうしたんだぁーーーー。

だいたいからして屋号が変わっている「おおう牧場
蕎麦を売りにしているのに何故「牧場」???
不安に駆られながらもでてきた蕎麦がこれ↓

美味そうでしょ!? そう見た目はまさに手切りの蕎麦、
良いのか悪いのか細かったり太かったり(^^ゞ
とっても美味そうな蕎麦が出てきました。
で、食べてみるとこれがまた期待していなかっただけに激ウマ!!(゜゜)バキッ ☆\(--;)
蕎麦の香りはしっかりあります。つるっと食べるというより、ワシワシと噛んで食べたい蕎麦。こういうタッチは私好み。
うーん、なかなかのヒットでした〜

←おおう牧場に隣接する広大な蕎麦畑

            参考

佐藤旅館
〒987-2511 宮城県栗原市花山本沢温湯8-1
TEL 0228-56-2251
入浴 10:00〜15:00 500円(広間は別料金)
入浴、休憩、宿泊
無休
男(露天風呂1)、女(内湯1、露天風呂1)、混浴内湯1
シャンプー、セッケンあり


坊の蔵
宮城県栗原市花山字本沢大田7-1
TEL 0228-56-2777

おおう牧場
山形県最上郡最上町堺田156−12
TEL 0233-45-2908

帰りは47号線から県道28号線を左折し赤倉温泉、山刀伐峠を
抜け13号線に出て山形道「山形北」に入り東京へ戻りました。
1泊2日で全走行距離1200キロ。