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子供番組の話

子供番組としては評価低いの。 それは何故かって言うとね。子供の書き方がヘタクソだから。

変態ヤマアラシくんのからみで幼稚園の子供がケンカして・・・ってくだりがあったけど、あそこまできちんと言葉にして考えられるほど幼稚園児頭よくない。もっと本能的で動物的な反応を返すよ?と思うんだけど。 むしろああいう、ムカツクからって思わず暴力行為に及んだけど、わかって欲しいならわかってもらえる努力をしようって話は社会性を身につける小学校中学年ぐらいの話じゃないか?
変態ヤマアラシくんのときも、事件渦中の高校生は書いてるけどその遺族や子供を持つ母親は書かれていない。おかしいじゃん?

どうもね。いろいろ周囲の人をきちんと書きこもうとしてる割りにバランス悪いんだよね。
視点になってる人やその関係者では書けてるけど、その次にあたる人が書けてないの。基本的に主人公サイドに対して都合よく展開してるのがね。なんかたまに変。
普段はソレで不満を覚える事ないんだけどね。子供番組故に役割と立場で類型的に書いてるから。主人公とその仲間でかなり閉じた人間関係しか作らないから。だからこそ主人公の書き込みにだけ専念して。クウガは社会性っていう要素を取り入れただけにその辺が書けてないとヤケに気になるの。

ソレだけに実加ちゃんの話はおしかった。
お父さんが殺されてるのに調査が思わしくない。遺品を届けるついでに涙の訴えを・・・という話でコンセプトとしてうまいけど。でもさ確かに父親が殺されてるけど東京では毎日人が殺されてるのよ。そっちをどうにかしないとゆっくり調査どころじゃないわけでしょう?ソレが一条さんの所に行って話してるなかでわからないほどに子供じゃないはずなのに。

「どうしてみんななかった事みたいに!」

むしろそんなにあっさり人が死んでいく事に無常感におそわれて、失踪の方がココロの動きとしてよかったんじゃないかなあ・・・?
それと五代くんにあってちょっと心を開いたところでバヂスの襲撃。・・・これで五代くんを受け入れちゃうのもね。だってあれ時点ではただの未確認第4号だもん。自分を助けてくれた優しいお兄ちゃんがお父さんを殺した未確認と同じもの。そこで葛藤はないのかな?

さらに変なのが「現実」の回。発砲した一条さんに怯えるシーン。
「怖かった」それはいい。そりゃー怖いだろう。 だからってその一条さんを拒絶する事ないんじゃないか?
大体実加ちゃんは「グロンギのいない世界」を望んで、その望みにこたえるためその為に必要な、一条さんが身につけた闘う力なわけで。
(本来刑事だから別に美加ちゃんの為に身につけた訳じゃないけどね。「実加ちゃんからみた一条さん」というところで)
その力を目の当たりにしたとたんに怯えるのはちょっとズルイ。確かに実加ちゃんは無力でお父さんを殺された傷ついた少女だろうけど。弱いから自分で闘う事はできないのはしょうがないけど。闘って痛い目みてしんどい思いして、その人を前にしてそれはちょっとないんじゃないか?
闘ってグロンギを倒して欲しい。でもその力は暴力だから怖いからいやだ。 それじゃあ一条さん達刑事の皆さん立つ瀬ないよねえ。 だいたい発砲刑事がだめで変身第4号はオッケーってどうゆう感性よ・・・
なんか自分の弱さをカサにきてるカンジがして、いやだなあ。

要はやっぱり女の子が書けてないって事だよな?だいたい普通はあのシーン、一条さん完全無欠の王子まさだよなあ。カッコよすぎじゃん。惚れるべ? 女と生まれたからにはあそこでイッパツ貧血でもおこして一条さんに抱かれて退場ぐらいの技はかまさないと?そのぐらい女はしたたかでしなやかだ。

 

弱くてはかなくて純粋で。脆弱で傷つきやすい無垢な少女。・・・なんか夢見過ぎ。それも20代独身男性が見がちなカン違った少女像。奈々ちゃんもパターンは違え同じ夢見がちな所から発生してるよね。
類型的な少女像としてこうゆうのもありだけどそれしか書けないっていうのなら、特撮界はクリエイターとしてちょっと問題があるんじゃないか?

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