hdd 最愛のVAIOを創る会  
C1のHDD交換
ハードディスクドライブを3.2GBから12GBに換装

【HDD交換のメリット】

HDDを交換するメリットをいくつか挙げてみます。

  • HDDの残り容量を気にせずに使える。
  • HDDが断片化しにくいので、読み書きのスピードが速くなる。
  • HDDの性能も上がるので、読み書きのスピードが速くなる。
  • ちょっとした出費で新機種に変えたような気分を味わえる。
  • 消費電力が小さくなるので、若干電池の持ちが良くなる。
  • アクセス音が静かになる。
  • 大容量を自慢できる。
  • etc...

逆にデメリットは...

  • お金が多少かかる。
  • 何日か使えなくなる。
  • データの移行がめんどう。
  • 多少はハードの知識が必要。
  • 万が一の壊れる危険性。

ただ、メリットのほうがはるかにあると思います。

 

【バックアップ編】

まずは、必要なデータのバックアップを行います。バックアップは、CD-R, MO, Zipドライブ、DVD-RAMなどに行います。

【HDD取り付け編】

必要な工具を準備します

【必要な工具】

精密ドライバー …
プラス、マイナス各1本ずつ。

【必要な部品】

ハードディスク …
2.5inch/9.5mm/12GB。

裏のネジを外します Windowsを終了し、電源を切った状態でバッテリーと、ACアダプター、PCMCIAカードを抜きます。また、裏のネジを全てはずします。ネジは赤い丸のついた7ケ所です。なくさないようにまとめておきましょう。
キーボードを外します さかさまにしていた本体を上に向け、マイナスの精密ドライバーをキーボード手前の両脇からさしこみキーボードを浮かせます。
キーボードのコネクタを外します

キーボードから繋がっている2つのフラットケーブル(赤丸で囲んでいる2箇所)を外します。外すにはマイナスの精密ドライバーで 白いコネクターの両脇を上に持ち上げます。

キーボードが外れた状態 キーボードを外すと、このような形になります。
その他のフラットケーブルを外します キーボードを外したのち、同様に残りの2つの白いフラットケーブルも外します。
プラスチックを右側から外します

右のPCカードスロットのところからプラスチックを浮かせて外していきます。

次に手前側を外します 次に手前を浮かせつつ、枠を外していきます。意外に簡単に外すことができます。
左側も外します 立てて、液晶を閉めてから左側を外します。
後側バッテリーの部分の爪を外します 裏返して、赤丸で囲んだ2箇所のつめを外します。無理をしてつめを折らないように気をつけましょう。つめは軽く外側に持っていくと外れます。
まだ数本ケーブルが繋がっていますので完全に分離することはできません。また、液晶は閉じたまま作業し、立て掛けられるようにしましょう。次に裏蓋を外します。まずは、電源コネクタを被っている白いテープのようなものを精密ドライバーなどを用いてこじって、電源コネクターが外れるようにします。
外れた状態 これが電源コネクターが外れた状態です。
裏蓋を外します 逆さまにして少しずつ裏蓋を持ち上げて外していきます。
裏蓋が外れた状態 これが裏蓋を外した状態です。
HDDのネジを外します HDDを取り付けている、赤丸で囲んだ4箇所のねじを精密ドライバーで外します。
HDD裏のネジが外れたら、表を向けて置きます。液晶は立て掛けておけるようにしましょう。HDDを向こう側に押して外します。
HDDが外れた状態 HDDが外れた状態です。さあ、これで分解が終了しました、これから取り付けに入ります。取り付けはHDDを外す作業を逆にたどって戻していきます。
HDDのネジが外れた状態 新しいHDDをつけた状態。
底のカバーに基盤をはめ込む 左側、赤丸をつけた部分のコネクタを先にはめ込みます。
モデム端子の取り付け 右奥の赤丸で囲んだモデム端子を、フラットケーブルを折り畳みつつとりつけます。
電源コネクターを取り付けます 電源コネクターを取り付けます。
ベース部分とふたの部分に分かれた状態 あとは、まず、フレームを取り付け、次にキーボードを取り付けます。この後、なぜかネジが2本も余ってしまいました。以前から本体を振った時にカラカラと音がしていたのが消えたので、1本はもともと中で外れていたと思うのですが、もう1本はどこから出て来たのやら... これで取り付けは終了です。

【HDD初期化編】

(2003.11.03追記)

  1. 通常の手順で、VAIOのリカバリーディスクにて、リカバリーを行います。
    このとき、 HDDを8GBまでしか認識していないと思いますので、次の手順を実行します。
  2. スタートメニューのプログラムから、MS-DOSプロンプトを実行します。
    MS-DOSプロンプトが開きます。
  3. 「fdisk」とコマンドを打ち込みます。
  4. 大容量ディスクのサポートを「Y」(Yes)でリターンします。
  5. 1.の論理MS-DOSドライブを作成でリターンします。
  6. 2.の拡張MS-DOS領域を作成します。
  7. ここで最大容量を割り当ててください。(自動的に最大容量が入力されていると思います)
  8. つぎに自動的に論理ドライブの作成画面に移るのでここも作成します。
  9. escキーを押してfdiskを終了します。
  10. 一度再起動します。
  11. マイコンピュータを開くとDドライブが出来ていると思います。
    まだフォーマットされていないのでアクセスはできません。
  12. D:ドライブを右クリックし、フォーマットを選びます。
  13. 通常のフォーマットを選択し、フォーマットを開始します。
    C:とD:の合計容量はHDDの容量表示より若干少なめになると思いますが、
    計算方法の違いなどで生じるものですので問題ありません。

    20GBのHDD では、 7.79GB + 10.8GB になりました。
     
  14. 以上で全領域を認識することができました。

12GBのハードディスクを使用する時には、大容量IDEハードディスクサポートというソフトを
サスペンドを行うにインストールしなければなりません。
http://www.microsoft.com/windows98/downloads/contents/WURecommended/S_WUFeatured/bigide/default.aspから「Windows 98 Large IDE Update」をインストールしてください。日本語版もあるようです。

※本来、このモジュールは32GB以上のIDEのディスクをサポートするものだそうです。
  インストールしなくても動いたという情報を羽石さんよりいただきました。

【データの復元編】

CD-Rからバックアップしたデータを復元した場合には、読み取り専用属性がついていますので、
これをはずさなければなりません。

【関連リンク】

携帯PC HDD換装の部屋

機種別の換装リストがあります。HDDのニュースもあります。

CYBALIONの、HDD動作確認一覧表

膨大なデータベースです。

サテライトアップグレードステーション

VAIOのハードディスク交換などを行ってくれるショップ。データの移行までお任せできる。万が一、アップグレード作業時に本体が故障した場合に責任を持って修理するなど、6ヶ月間保証がつく。おすすめ。

Sunshine

2.5"HDDのインターネット通信販売のショップ。いろいろなHDD交換のLINKや掲示板がある。

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標準9.5mmのところに12mm,18GBHDDを搭載する手順。

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PCG-733のHDDを2.1GB→18GBにしている。

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20GBの いわゆる新規格ねじ穴 9.5mm 厚 2.5 インチ HDDへの交換。ベンチマークなど。

 



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