リアパネルのひび割れ修復

スマートカブリオのリアパネル。取っ手の部分から、ひびが入り、大きく割れてきたので正月休みを利用して修復してみました。以下に作業手順を紹介いたします。ひびの修復にはプラリペアPL-16という接着剤?造形剤?を用いました。ネットやプラモデル屋さんなどで、1500円程度で売られているようですが、なかなか在庫のあるお店が見つからないので、事前に電話などで確認しておくほうがよいと思います。プラリペアは、粉と液体を混ぜるタイプの接着剤になります。

まずは、パネルをきれいにした後、接着面積を増やすために、パネルの割れているところを、Vの字に削り取ります。私は彫刻刀やカッターを用いました。なるべく表ギリギリのところまで削ると接着面積が増し、強度が上がると思います。

次に、液体を粉の中に1滴落として、針ですくったものをひび割れているとこに盛っていきます。盛った後は写真のようになります。色は、粉の色は、透明、白、黒のものがあるようです。私は、間違えて?黒にしてしまいました。黒はカーボンが入っていて、強度が高くなっているそうです。30分ぐらいで乾いて固くなります。意外に速くて作業性がよいですね。

次に、ひび割れを隠すため、ダイノックフィルムを張りますが、そのための型を取りました。私は、紙をダイノックフィルムのサイズと合わせて切り、おおまかな下書きを行いました。

直線の定規、円弧の定規などを駆使し、(^^;、きちんとサイズを測って、設計図を描き、それをダイノックフィルムの裏に書き写して、ハサミでその通りに切り取りました。手で切った割には、きれいにできました。サイドの膨らみがいい感じです。

ダイノックフィルムをパネルに張りました。下処理をせず、直接張ってしまったので、はがれやすくなっているかもしれません。また、ひびのあったところは、よく見ると段差がすこしついて見えます。でもロゴも消えることがなく、思ったよりはいい感じにできました。シートの色は、金色に近い銀色で、ボディのクリーム色とあっています。

離れてみると、こんな感じです。下の銀色とマッチして、意外に違和感なく、ちょっといじってる感も出ていい感じになりました。強度はまだしばらく経ってみないとわかりませんが、ちょっと引っ張ったぐらいではびくともしませんでした。

おまけ。パネルを外したときのリアの様子。これもインパクトあって面白いかも...

(c) スマ党  最終更新日 : 2012/01/05