ファイブスターズeショップのご協力のもと、オイル交換&オイルフィルタ交換&オイルフィルターアダプター取り付けを実施しました。(他にもいろいろやりましたので、別の機会で取り上げます。)
左から、190E用オイルフィルタ、オイルポンプ、オイルフィルターアダプター、化学合成オイル。
オイルフィルターは、後ろから見て、中央の黒い半球のようなものです。
リアハッチを開け、マットをめくります。
金属のふたを外し、じゃまにならないところへ置いておきます。
めくったマットは、ひもにクリップをつけた道具により、椅子に固定しました。この道具は簡単につくれて実用的ですね。
エンジンが見えました。
右側にあるオイルゲージを外して、オイルポンプのチューブをオイルゲージの穴に差し込みます。
オイルを吸いだすときに空気を取り込むために、オイルキャップを外しておきます。
オイルポンプを動かして、オイルを抜きます。数分かかります。オイルを抜くチューブはあまり奥まで入れると折り返して逆に吸わなくなってしまいますので、適当な位置を探します。2.4リットルぐらい抜けました。かなり減っていましたね。(^^;;;
オイルパンを敷いて、オイルフィルタのケースを外します。ケースはプラスチック製です。
オイルフィルターを外したところ。フィルタはカバーのほうにくっついています。
左が外した古いオイルフィルタとキャップ。右が新しいオイルフィルターアダプターとオイルフィルター。
漏れ防止のため、あらかじめオイルをフィルターの口に塗っておきます。
同様に、オイルフィルターアダプターのリング部にもオイルを塗ります。そして、オイルフィルターと、アダプターを先に付けておきます。オイルフィルターアダプターのねじは、かなり精巧にできています。ねじの山の前側と後側では歯の角度が違っています。通常のねじは、「VVVVV」のような形ですが、このねじは、「レレレレレ」のようになっています。緩み防止でしょうか。
フィルタレンチを使用して、きつく締めます。(通常は手で締めますが、ねじが2つ付いているので多少強く締めなくてはなりません)
今回取り付けたオイルフィルターはこちら。ベンツ190E用の90201です。オイルフィルターアダプターをつけると、このような排気量の大きい車向けのオイルフィルターがつけられるようになります。当然、ろ過能力も高いです。
オイルジョッキにオイルを3.5リットル入れます。(フィルターまで交換した場合:オイルのみの場合は抜けた量だけ入れます)
オイルキャップを外したところからオイルを入れていきます。こぼさないように慎重に!
キャップを閉めます。その後、オイルを循環させるため1-2分エンジンを回します。
その後、エンジンを止め、オイルゲージでMAXの位置までオイルが入っていることを確認します。足りない場合は継ぎ足します。近所を1周走ってきて、オイル漏れがないことを確認しましょう。オイルを交換した距離と日にちは忘れないようにメモしておきます。
あとは、エンジンルームのふた等をもとどおりに閉めて完了です。今回は、15W-50という粘度の高いオイルを使用しました。これは、高回転時にもオイル切れを起こしにくいそうです。(レース等の過酷な条件でも使用できる)また性能の高いオイルは清浄能力が高いのでエンジンルーム内の汚れを落とし、すぐに汚れてしまいます。今回は、ギアオイルなどいろいろ同時に行ったのでどれが効いたのかはわかりませんが、エンジン、ミッションともに滑らかに回るようになった気がします。また、低回転でもノッキングを起こしにくくなりました。1500回転ぐらいでアクセルを踏み込んでもゴロゴロ言わなくなりました。反面、硬いオイルのせいなのか、燃費は悪くなりました。オイルは前回から12,000kmも交換していなかったので、だいぶ減っていました。定期的に半年に1回ぐらい春と秋に、夏用、冬用と交換したいですね。オイルの粘度はやはり純正と同じ10W-40がベストだと思います。(燃費なども含め) オイルフィルターアダプターを取り付けましたので、近くのカーショップでも普通に売られているオイルフィルターがつけられるようになりました。
【オイル交換の情報】
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(c) スマ党 最終更新日 : 2004/06/20 |