ガラスが上がりすぎるのを修理する!

ガラスを閉めるときに一番上まで上げてもストップせず、フレームのところまで当たってしまうようになりました。これを修理します。うちのは2000年モデルですが、最近のものは対策されているようです。

ご覧のようにガラスが突き抜けてフレームに当たっています。この状態だと、走行中に発泡スチロールをこする様なキュルキュルという音が出たり、最悪の場合、フレームに傷がつきますので修理が必要です。

まず、ミラーを取り外します。ゴムの部分をこじって外します。

ゴムを外し、次に鉄のリングねじを外したところです。リングねじは、プライヤーのような鋏むものでまわすといいと思います。(ミラーをばらすのにここまで通常ばらしません。
分かりやすいように撮影上ばらしてみました。)

さらにT-25(27?)のトルクスレンチを使ってどんどんミラー部分を外していきます。

完全にはずれるとこのような状態になります。

ドアを開けてすぐのトルクスねじを外します。(これはドアの外側のノブが止まっているねじですから、パネル交換時は外す必要はありません。今回は初めてなので外してみました。)

ゴムのモールを端から上に引っ張って剥がします。

パネル上の爪を外します。写真のように中央に蹴りを入れて(軽くね)やるとたわんで上部の爪が浮くので手前に引っ張ります。このときパワーウンドは上げて(窓を閉めて)おかないとガラスが割れてしまいますので注意して下さい。

ドアパネルを前方に押し出すと取り外せます。ただ、カブリオはフェンダー部分に干渉するので、できれば前のフェンダーを取り外してから作業するか、ガムテープなどを貼って傷つきを防止します。

外れました。これもなかなかインダストリーな感じでかっこいいです。スケルトンのパネルとかあるといいですね。

この黒いストッパー(前後2箇所)の後ろのほうが脱落していました。トルクスねじで固定してあるのですが、緩んでいるようです。最近のモデルでは、金属製で外れにくいようになっているそうです。取り付けて、T-27のトルクスで裏からきつく締めます。締めるとき、窓を上下させて、締めやすい位置まで移動させてください。

あとは、逆の手順で元に戻すだけなのですが、今回はフロントパネルも外して戻すことにしました。kakaさん、横浜軍団のみなさん、runさんありがとうございました。

【リンク】
オトシンさんのGo!Go!Smart!に
パワーウィンドウストッパーの交換が掲載されています。
新旧のストッパー比較がわかりやすいです。

(c) スマ党  最終更新日 : 2002/02/05