先日、ファイブスターズeショップのボスさんの協力のもと、ギアオイルを交換しました。
スマートの場合、セミオートマチックトランスミッションというか、特殊なトランスミッションですが、普通のオートマチックオイル、(ATF:オートマティック・トランスミッション・フルード)が使用できます。種類は年式によって違うようです。(下表参照)
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本来、指定されたギアオイルを使用するのがベストですが、今回はちょっと粘度の高いものを入れてみました。粘度が高くなると、ギアのショックは少なくなりますが、シフトのタイムラグが大きくなるようです。
交換時期は特に定められていません。車検時にギアを点検した際に問題がなければ交換しなくてもかまいません。(某ディーラーメカニックの話)
今回使用した。出光興産のAP.ATF DX。
拡大したところ。
リアの左下側からみたところ。赤丸のついた2つのねじを外します。(トルクスまたは6角:年式によって異なります)ねじを外すときは、オイルパンを敷いておきましょう。
下側のねじを別の角度(左前下)からみたところ。
抜けたATF。エンジンオイルと混じっていますが、かなり汚れています。(20,000km走行時)
拡大したところ。かなり鉄粉が混じっています。また、全体的にパールっぽくなっており、きらきらと光っています。
下のねじを閉めてから、上の穴からATFを入れます。ATFは今回何リットル使用したかわかりませんが、1.5リットル前後ではないかと思われます。
オイルチェンジャーでオイルを少しずつ入れます。新品のギアオイルはこのように綺麗な赤色をしています。
このようにあふれたら、満杯です。これ以上、無理やり押し込まないようにしてください。(^^;
拡大したところ。あふれたらねじを閉めて完了です。あふれたATFはウェス(布)でふき取ってください。
交換終了後、近所を1周テスト走行して、異常がないか、オイル漏れは発生していないかを再度確認して終了です。
ATFを交換して、すぐにギアの切り替えショックがやわらかくなったのに気づきました。これがオイルが綺麗になったせいなのか、粘度が高くなったせいなのかはわかりませんが....また、シフト時のタイムラグは若干長くなった気がします。これは粘度が高くなったことが効いていると思います。
【リンク】
ご協力:ファイブスターズeショップ:ボスさん
ミッションオイル交換の情報
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(c) スマ党 最終更新日 : 2002/12/15 |