ドイツ

ドイツへ行ってきました。
(時間がないのでテキスト文です。すみません)

9月4日から13日までです。

○城について
	そもそもこれが目的でした。ライン川、モーゼル川、ネッカー渓谷沿いの
	13城+ニュルンベルグ、アウグスブルグの城塞都市2つを見てきました。
	見てきて実感したのは、のは、「ドイツには地震がない」ということでした。
	ただ、石を積んでモルタルを塗っただけで、5階建てのビルぐらいの
	建物を平気で作っていたりします。しかもそれが何百年ものあいだ
	(風雪や戦災で半分は壊れていたけど)残っていたりするんだから。
	いや、ほんと。気分は「城塞都市カーレ」でした。

○博物館について
	ニュルンベルグの交通博物館、ミュンヘンのドイツ博物館とオモチャ博物館、
	そしてコブレンツの戦争博物館を見てきました。
	
	 ニュルンベルグの交通博物館はほとんどが鉄道の博物館で、
	あまり行きたくはなかったのですが、連れの強い要望で
	行かざるを得ませんでした。館内には本物の機関車や客車が展示してあり、
	いわば上野の交通博物館のようなものですが、こっちの方が
	内容的には濃いものでした。
	電車の好きな人は行ってみて下さい。

	 ミュンヘンのドイツ博物館は、まさに「博物館」というもので、
	化学、物理、から工業、農業、交通から通信にいたるまで、
	さまざまなものが展示してあり、マトモに見ていくには2日は
	かかるぐらいの規模を持っています。
	とにかく、ドイツ人らしく非常に細かいところまで展示してある他、
	この博物館が1920年にはすでにあったというところあたりが、
	さすが科学の国ドイツだなぁと感心させられました。

	 オモチャ博物館は、飯前の暇な時間潰しにいってきました。
	(おとなの、ではありません)
	ドイツで使われていた、いろいろな玩具が展示してあり、
	なかなかに面白かったのですが、5DMとられた割には
	狭い館内でした。

	 コブレンツの戦争博物館は、その名の通り、兵器の博物館で、
	まあ、それはすごかったです。
	(レオパルド1・2のプロトタイプ、120mmを2門積んだ試作戦車、
	砲塔が球形の試作戦車、3号戦車、1号47mm自走砲、6号360mm自走
	ロケット砲、レオパルド1A4、Mig21,Mig23,F104の実験機、
	150mm,170mm,210mm,240mmカノン砲、20mm,37mm,88mm高射砲、
	47mm,50mm,37mm,75mm,88mm対戦車砲、75mm(山岳砲、シュナイダー砲)
	無反動砲各種、機関銃各種、携帯ロケット砲各種、さらに
	小火器各種、ああもおかききれぇぇん)
	もお、「たまらぁん」の一言です。
	好きな人は是非どうぞ。

○ドイツの夜について
	ドイツでは、一般の小売店はPM6:00まで&土日は休みと法律で
	決まっているため、買いものには偉く苦労しました。
	もちろん、「あんな」お店も6時には閉まってしまいます。
	もちろんコンビニなんてものは当然ないし、
	自動販売機はほとんどないので、あらかじめ飲料水を買い貯めして
	おかなければなりませんでした。

	しかし、大体の店では、6時以降もショーウインドーはあいており、
	その中の品物には値札が張ってありました。
	飲みからの帰りのカップルなんかが良くこれを覗いていました。

○ドイツの食い物&のみもの
	たいがい、イギリス人の次にドイツ人が味音痴と言われていますが、
	まあ、そうなのでしょう。しかし、1週間そこらいるだけなら、
	そんなには困りませんでした。
	とにかく、ほとんどの料理が「肉&じゃがいも」でした。
	ただ、じゃがいもの料理の仕方はドイツ人が1番ではというくらい、
	じゃがいもがおいしかったです。
	朝飯は、すべてホテルの朝食でした。バイキングで、いろいろなものが
	おいてありましたが、3日で飽きました。ただ牛乳とパン、ヨーグルトは
	おいしかったです。
	昼飯はパン屋でパンを買ったり、路上のレストランで
	ビールを飲んだりしていました。
	夜は豪盛なものばかり食べていました。だいたい40~50DM平均で、
	ビールと肉やソーセージの皿を2人で2、3皿とって食べました。
	
	大概のものは、メニューや皿を指さして「だす」で通じるのですが、
	メニューがドイツ語なので、第2外国語がゲルマン語だった
	私に読めるはずもなく、見当はずれなものがくることがさいさいでした。
	ビールは日本のよりもおいしかったです。が、わざわざこっちから
	買って帰るほどのものではありませんでした。
	ワインは、モーデル川沿いの観光地で(名前を忘れた)のんだ、
	どぶろくのような白ワインがおいしかったです。
	
	
○ドイツ人について
	自転車が好きなようです。電車にも自転車が持ち込めるようにしてある
	ほか、休日には、あちこちで乗り回していました。
	また、ニュルンベルグでは街の城壁の回りで自転車レースをやっていました。
	1周6キロのコースを40周近く回るもので、のりは
	ツール・ど・フランスしていました。

	ローラーブレードも好きなようです。町中やデパートを、こいつをつけて
	走り回っている連中がたくさんいました。
	なかでも、皮ジャンとスパッツを身に纏った背の高い美人の
	おねーちゃん2人が、ミュンヘンの町中をはしりまわっていたのは
	何ともいいものでした。

	いぬが好きです。散歩をするのに紐や鎖をつけません。そのうえ
	いぬの仕付が行き届いており、変に吠えていた犬はマルチーズか
	なにかの1匹を見ただけでした。デパートや電車内にも連れていきますが、
	仕付がいいのでどおってことはありませんでした。
	仕付が悪いのは日本だけなのでしょうか?

	ガキがかわいいです。別にロリコンやショタコンではありません。
	本当に可愛いのです。おまけにいぬ同様仕付がいい。
	ファッションは進んでいて(本当に進んでいるのかは別として)
	ピアスをつけているガキまでいました。

	いろいろな人種の人がいました。アジア系からアフリカ系、
	中東からヨーロッパ、と、各種さまざまでした。

○鉄道について
	改札所がありません。キセルのしほうだいです。が、
	車内で車掌が改札にやってきます。鈍行ではほとんど来ませんが、
	急行や特急ではひと駅ごとにやってきていました。
	切符の自動販売機が日本のと全然違って戸惑いました。(当たり前か)
	まず、行き先のボタンを押して、そしてそこに表示された金額を
	入れると切符が出てきて、場所によっては別の機械に切符を入れて
	日付をつけます。フランクフルト空港の駅で、この方法がわからずに
	10分近くもたついていました。(同じようにもたついていた
	アメリカ人夫妻もいた)

	地下鉄や一部通勤線いがいは、ほとんどが客車式です。
	そのうえ、大きな駅では、小田急線の新宿駅みたいな
	行きどまり駅が多かったので、列車が入ってくるたびに
	機関車を付け替えていました。

	結構ルーズです。(イタリアほどではなかったけど)
	出発が2、3分遅れることは良くありました。
	日本がきっちりし過ぎているだけでしょうか?

○治安について
	南部の方だけだったので、それなりに治安は良かったです。
	ただ、頭を剃りあげていたのやいろいろいて、恐い思いを
	したことは、何度かありました。
	
○その手の店について
	だいたいの大きな都市にはポルノSHOPがあります。
	ビデオにCDROM、大人の玩具にコンドーム、本などがあります。
	もちろん修正なんてものはありませんからすごいものです。
	しかしドイツものは極めてきわどいものが多いので、
	パッケージを見ながら買ったものは2本ともアメリカものでした。
	値段的には、以下に日本が恵まれているかが良くわかります。

	また、こういった店のいくつかは、ビデオボックスをあわせて
	いました。コインを片手にビデオが見れるというもので、
	残念ながら利用する機会はありませんでした。

○税関について
	もちろん、そういったものは、法律的には持ち込めません。
	持ち込んだら、そう、犯罪なのです。今回の旅行でも、
	日本の税関で荷物を改められて、白い粉の入った袋を
	見つけられていたオジサンがいました。
	ただ、幸いなことに、よほど運が悪くない限りは
	荷物のチェックなどなされませんので、まあ、そこは
	個人の自由ということで。

	ただ、注意しておく点としては、同じVHSでも企画の違うVHSの
	ものが多いので、ビデオは買ってもしょうがないです。
	(専用のデッキを持っているのなら別として)
	せいぜい、CDROMか本にしておきましょう。


○スーパーについて
	ものが安いです。お土産を買うのならここにしましょう。