下関市の近代城郭(戦争遺跡)



2015.7.5 とりあえず作成
2015.7.16 観音崎を追加、他文章を多少マイルドに修正
2015.7.26 角島と独立混成124旅団を追加
2015.8.3 演習砲台を追加
2015.8.10 金比羅山、老の山、一里山、戦場ヶ野、龍司山、筋山、田の首を追加及びリンク張替え
2015.8.12 火の山と弟子待をリンク張替え
2015.8.23 和久を追加
2015.8.28 荒田と田ノ首に写真を追加
2015.9.1 一ノ宮に写真を追加
2015.9.5 高射砲陣地、照空陣地を一通り修正








 下関市に引っ越して、そろそろ4年になる。新しい仕事の方は上手く行っていないので辞めてしまいたいところなのだが、立地が良く、関門から九州一帯の軍事施設跡を回り切るまでは、他に移りたくない。
 そのような史跡に恵まれた下関市なのだが、下関市にとって歴史と言えば古代と幕末だけ(これが本当にそうなので頭が痛い)。中世や近世ですらも「何?それ美味しいの?」状態。ましてや近代に至っては歴史という認識すらなく、全国でも貴重な明治期砲台を、今も尚、破壊し続けている。そのような下関市が、終戦70周年だからといって同市内の軍事施設跡のまとめなどやるわけもなく、またやるとしてもプロパガンダの利いたものしか出てこないだろう。ならばと、先にまとめさせてもらうことにした。

 巷では、明治時代から終戦までの軍事施設跡を特に「戦争遺跡」などと呼んでいるが、歴史をプロパガンダの道具にしようとする輩の造語を使うのも嫌なので、このページの題名については、攻撃・監視という前線の軍事施設であることから「近代城郭」と呼ぶことにする。ただ、これではGoogleの都合上まともに引っかかってくれないので、不本意ながら当面の間は後ろに「(戦争遺跡)」と入れざるをえない。

 結構あちこち回っているのだが、分量が多すぎて8月15日までには間に合いそうにも無い。まとめたものから、順にリンクを張ってゆく予定である。





陸軍 海軍

砲台・堡塁:
 竜司山堡塁火の山砲台一里山堡塁
 戦場ヶ野堡塁金毘羅山堡塁老の山砲台
 筋山砲台、田の首砲台

海岸監視哨:
 六連島、角島

要塞監視哨:
 室津

海岸哨兵:
 安岡、蓋井島、六連島
望楼:
 六連島、角島

魚雷発射所:
 弟子待









演習砲台
 数珠山丸尾山関山隠山15cm加農

砲台:
 蓋井島第一蓋井島第二、  観音崎角島

防空監視哨:
 粟野、角島、特牛、湯玉、室津下、矢玉、吉見
 安岡、長府、小月、西市、田耕、小串、蓋井島

臨時高射砲陣地・照空陣地:
 六連島、竹子島、練兵場東方桃山、日和山

航空基地:
 小月
防備隊:
 吉見

防備衛所:
 白瀬賢女鼻、 六連島

特設見張所:
 蓋井島角島


高射砲陣地:
 老の山火の山六連島下関埋立江ノ浦
 金比羅垢田小月その他機銃陣地

照空陣地・標定機陣地:
 六連島西山彦島田ノ首荒田竹子島
 小門垢田安岡一ノ宮火の山
 壇ノ浦唐櫃長府
 室津、中村

超短波警戒機陣地:
 和久

洞窟砲台:
 蓋井島乞月山、  蓋井島北東、  杖坂山
 吉見、  安岡、火見山、垢田、武久、彦島
 梅ヶ峠

海岸・戦場監視哨:
 安岡町

拠点陣地:
 長府、火見山、垢田、安岡、吉見、金比羅、彦島
 独立混成第122旅団(室津から川棚、小串)

特設見張所:
 堂山?

機雷監視哨:
 安岡、吉母





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