室蘭八景


写真がない部分が大半ですが、4月中に新デジカメにより公開しますので、すみませんがよろしくお願いします。


■大黒島/daikoku-zima Island/室蘭八景
説明
絵鞆岬から海上約1km、室蘭港の入口に浮かぶ周囲約700m、高さ35m、面積2.4haの小さな島です。(現在、公共渡船はありません。)天保9年(1838)から7年間、この地域の場所請負人をしていた岡田半兵衛が、安全祈願のために島内に大黒天を祭ったことから「大黒島」と呼ばれました。またイギリス船プロビデンス号の水兵「ハンス・オルソン」が葬られたころから、島には黒百合が咲き始めたという伝説もあり、昭和45年制定の「室蘭八景」でも、「黒百合の咲く大黒島」というキャッチフレーズがつき、昔は黒百合が多かったようです。しかし、心無い乱獲者のせいか、幻の花となりかけていましたが、現在市民の手によって、植裁が続けられています。海事関係者の中では、「オルソン島」の名で、世界的に知られています。また島内に明治24年(1891)11月5日、道内17番目の灯台として建設されたこの灯台は、同37年4月1日に霧信号所が併設されてから、昭和52年までの長い年月、室蘭港の道しるべとして航海の安全を守ってきた灯台です。昭和49年11月、外防波堤に新しく灯台が設置されたので、同年8月から市が管理委を受けて、傷みのひどい建物を保存するため、昭和63年から補修工事を進めています。
場所

■絵鞆岬/etomo-cape/室蘭八景
説明
絵鞆半島の突端にあるこの岬は、噴火湾を中心として昭和新山や有珠山、羊蹄山などが眺望できる代表的な景勝地として室蘭八景の一つになっています。また、絵鞆の語源は「エンルム」(岬)から転化したものです。その岬にある展望台は、イギリス船「プロビデンス号」の船首をイメージしたもので、平成5年二月に整備が完了し、たくさんの市民や観光客に喜ばれています。1年中使える水洗トイレやモニュメント、双眼鏡などが設置されているほか、駐車場として17台分のスペースが用意されています。大海原を航海する帆船に乗った気分で、すばらしい眺望と大自然の息吹が体感できるロマンに満ちたスポットです。
場所

■銀屏風/ginbyoubu/室蘭八景
説明
アイヌ語でチヌイェピラ(彫刻のある崖)といわれており、ハルカラモイと恵比寿島の間の崖面一帯をいい、この崖に夕日が映えて、銀色に輝くことから、この名で呼ばれるようになりました。トッカリショ側にある金屏風と一対で、室蘭八景のひとつになっています。
場所

■測量山からの夜景/sokuryozan-karano-yakei/室蘭八景
説明
測量山展望台から見る夜景は、工場群の明かりと民家の灯が港内に映えて、見る人に「あふれるロマン」を感じさせる景観として、室蘭八景の1つに選ばれています。
場所

■地球岬/earthcape or chikyuu-cape/室蘭八景
説明
語源の「ポロ・チケップ」(親である断崖)が、チケウエ→チキウ→チキュウと転化し地球岬という当て字が使われました。いつごろ、誰がこの字を使い始めたかはっきりしていませんが、昭和60年の「北海道の自然100選」(朝日新聞)、昭和61年の「あなたが選ぶ北海道景勝地」(北海道郵政局)でそれぞれ1位となり、室蘭の観光の拠点にふさわしい雄大な地名を残してくれた先人に感謝せずにはいられません。一説に昔このあたりから鉛が取れたが、酋長がこの事を秘密にしたことから、「ポロチケウエ」(大いに秘密にするところ)と呼ばれたといわれていますが、アイヌ語のどこを押してもこのような意味はないようです。100m前後の断崖絶壁が連なり、快晴の日には遠く恵山岬や下北半島も眺望できる国内でも有数の景勝地です。世界地図をあしらった展望台・駐車場のほか、昭和62年の「新日本観光地百選ヤングカップル部門」第1位に因んだ「さわやかトイレ」、地球岬の名に因んだ、「地球儀型電話ボックス」などが整備され、観光客の目を引いています。最近は、根室の納沙布岬と共に元日の初日の出を拝むため、遠くは関西方面や札幌方面からの観光客でにぎわいます。
場所

■金屏風/kinbyoubu/室蘭八景
説明
地球岬とトッカリショの間にあるこの一帯は、約100mの直立した断崖が連なり、赤褐色を帯びた崖面に、朝日が映えるとあたかも金の屏風を立て連ねたように見えることからこの名で呼ばれるようになりました。銀屏風とあわせて、室蘭八景の一つとなっています。母恋駅前通りを地球岬方向に進んできて観光道路にぶつかる上り口がちょうど金屏風です。
場所

■トッカリショ/tokkarisyo/室蘭八景
説明
語源は「トカル・イショ」(アザラシの岩)で、金屏風とイタンキ浜の間にあります。緑のベルトと奇岩で織り成す絶壁の荒々しい景観、イタンキ浜を左手に見ての海原の静粛さが奇妙な対照を作り、室蘭を代表する景勝地として室蘭八景の1つに選ばれています。また、ここにはトッカリショの伝説が残っています。
場所

■イタンキ浜/itankihama/室蘭八景
説明
語源はイタンキ(椀)。昔、飢餓にあった日高地方のアイヌの人たちが絵鞆に食糧を求めてくる途中、フンペシュマ(鯨岩:下水処理場前の海の波間に見え隠れする岩)をクジラと思い、クジラが岸に流れ着くのを寒さに耐えながら待つうち、薪が尽きてしまい、最後に残った自分のお椀まで燃やしてしまいましたが、岩が寄ってくるわけでもなく、ついには全員が餓死してしまったという悲しい伝説から、この地名で呼ばれるようになったといわれています。また、平成5年、この辺で、ツメタガイという巻き貝が、産卵のために砂でつくるお椀状のものがたくさん見つかり、これをアイヌ語で「ヲタ・イタンキ」といったことから、この地名がついたのでは、という新説も生まれ、今のところ、どちらが本当の由来か定かではありません。
場所