語源はイタンキ(椀)。昔、飢餓にあった日高地方のアイヌの人たちが絵鞆に食糧を求めてくる途中、フンペシュマ(鯨岩:下水処理場前の海の波間に見え隠れする岩)をクジラと思い、クジラが岸に流れ着くのを寒さに耐えながら待つうち、薪が尽きてしまい、最後に残った自分のお椀まで燃やしてしまいましたが、岩が寄ってくるわけでもなく、ついには全員が餓死してしまったという悲しい伝説から、この地名で呼ばれるようになったといわれています。また、平成5年、この辺で、ツメタガイという巻き貝が、産卵のために砂でつくるお椀状のものがたくさん見つかり、これをアイヌ語で「ヲタ・イタンキ」といったことから、この地名がついたのでは、という新説も生まれ、今のところ、どちらが本当の由来か定かではありません。 |