長崎黒鴎盟 -Nagasaki Black Marines-






−愛すべきマリン戦士(第3回)−

こんにちはBBN編集委員、もりたまです。
(BETAから改名)

「愛すべきマリン戦士」、ぼーっとしてたら
なんとなくネタが思い浮かんだので
ちょちょっと書いてみようかと思います。


「愛すべきマリン戦士 #47 井上 純外野手」


その瞬間──力のない飛球が左中間へと上がる。
激闘の勝者となることを確信した里崎は飛び上がり
小林雅英はガッツポーズ。
落下点へ入ろうとする中堅手サブローを制し
栄えあるウイニングボールを掴んだのは
守備固めで左翼に入っていた井上純だった──

おいおい、そこは今年4番で大活躍した
サブローがキャッチして目立つほうが
キマるシーンやろ〜、と
誰もがツッコんだことでしょう(笑)

はたしてマリーンズ31年ぶり優勝の
ウイニングボールをキャッチするという
永遠に映像として残る名場面の主役となった
井上純選手。
なんて幸運な男だ!
実は彼、レギュラーとして
バリバリ活躍するような選手ではないけれど
なかなか強運の持ち主なのであります。

前述のとおりマリーンズ31年ぶり日本一の
一員になるという貴重な経験。
彼は前所属の横浜ベイスターズでも
38年ぶりの日本一に貢献していました。
まぁおもに代走や守備固めで
使われていたわけだけど
そんなことよりもその場にいたかどうかってのが
大事なポイントなわけなんですよ奥さん。

ここ最近でいちばん優勝から遠ざかっていた
両チームなのに、どちらの優勝の輪の中にも
居たなんて、すごい運じゃないですか!?
ヒキが強いというか・・・
うらまやしいったらありゃしねぇ!
と優勝を知らないまま引退したOBの人たちは
思ってるでしょうね〜

そんなイノジュン選手、数々の強運を糧に
2006年は覚醒の時かもしれません。
ウイニングボール効果なのかどうかは
知らないけど、オープン戦で
8打席連続安打をかっ飛ばす大活躍!
結局オープン戦打率は脅威の.650!
本番じゃないとはいえバケモンですよ
お嬢さん。

絶好調のままで開幕を迎えた今季
時にはスタメン、あるいは代打の
切り札として大車輪の活躍が期待されます。

連覇へ向けて、ペナント1位通過を目指して
6冠+WBC優勝による燃え尽き
症候群回避のため・・・
運に実力も兼ね備えられるか?
2006年マリーンズの浮沈の
カギを握る男は間違いなく井上純なのです。

今年は何がなんでもジュンジュンに
大注目です!!


(BBN編集委員・森玉)







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