それはもはや外道ではない?



Date; Oct/6/2001
Place; Duck river
# of Bass; 0
Max size; 0 cm
Av. size; 0 cm

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先週釣った名前のわからん魚の名前をJimに聞いてみた。
1番目のコイみたいなやつと言っていたのはdrumと言う魚らしい。
その名前で検索をかけていろいろ勉強したところ、
スモーリーを狙ってるとよくかかる外道らしい。
スモーリーと生息域がかぶるためそうなるらしい。
引きはなかなかだから、スポーツフィッシュとして認めてあげても良さそうだけど、
コイのような口とヌルヌルした体をしてるのがアメリカ人にあまり気に入られない理由だろうか?
2番目のやつはやはりノーザンパイクだった。
Jimはこのぐらいのサイズならワイヤーリーダーと8-10 lbラインで釣るらしい。
こいつは立派なスポーツフィッシングの対象魚だ。
3番目のやつはbowfinというらしい。
辞書でひくとアミアとなっている。
ますますわからん・・。
どうやら古代魚の一種らしい。
弓なりのひれとはどのひれのことを指すのだろう?
こいつも歯が鋭いはずだから気を付けろと言われた。
先週はそんなこと全然気にしてなかったぞ。
こいつはスポーツフィッシュの仲間には入れてもらえないようだ。
なぜだ?ノーザンパイクとの違いは?あれ以上大きくならないのか??

とりあえず釣具屋に行って、ワイヤーリーダーを手に入れてきた。

これで、とりあえず安心だ。
長さは色々あったけど、たらしが長くなるとキャストに影響が出そうなので、
一番短い5インチのにした。
そして、ラインも安売りしてたので買った。

バークレーのいつも使ってるやつの姉妹品で、
のびが少なくてアメリカで一番強いナイロンラインだそうだ。
8 lbが安売りしてなかったのとそこまで太くすると飛ばなくなりそうなので、
6 lbにした。
強いったって6 lbは6 lbだし、そんなに感度もいらないのだが、400ヤードで$2.97は魅力的だ(笑)。
ここまで装備をして彼らを狙うのだからもはや彼らは外道ではない。

いざDuck riverに向かう。
今日は先週とうってかわって寒い、気温はおそらく5℃ぐらい。
北風ぴーぴゅーである。

フリースキャップに山ヤッケ、ジーンズの中にはスキータイツ、ブーツはハンティング用、
手袋はネオプレーンの釣り用と完全防備で出陣したので、寒さは感じない。
パイクは秋口からバスと入れ替わるように釣れるようになるらしいから(アイスフィッシング可能)、
こんな低温の日の方がいいと思うのだが。

まずはリーダーを試してみよう。
キャストは問題がないみたいだ。
リーダーは問題がないのだがラインが堅すぎてスプールに馴染んでない。
これはライントラブルのもとになりそうだ・・。
次は絶対このラインは買わない。
次っていつだ?400ヤードもあるんだよ・・。
さて、魚はこれを気にせず食べてくるのだろうか?
ノーザンパイク用だからノーザンパイクには問題ないと思うけど、
bass、drumやbowfinにはどうなのだろう?
とりあえず、エコギアのジグヘッドリグを通してみる。
先週のような入れ食い状態の反応は無い。
魚が居ないのか、それともワイヤーのせいか?
そんなことを考えていたら、あの当たりが来た。
そしてあの引きだ。
6 lbは2 lbしか違わないのになんか安心すぎて面白味に欠けるかな。
そしてやつが上がってきた。

drum君の登場だ。
一番ワイヤーを気にしそうなのに食ってくるのね。

そのあとが続かん。
先週はたまたま魚が居たのかそれとも天候がばっちりだったのか?
データーが少なすぎてよくわからん。
ここはゆっくり流れてる川の太くなった部分なので、
魚は適当に回遊して入れ替わってる気がするのだが・・。
そんな予想をしているのと先週おいしい思いをしたせいで、このポイントが捨てれない。
情報では時間帯によって釣れる魚種が変わっていくらしいので、
今日は一日ここで釣り続けてみよう。

ん?
フィッシュ!
みーーーーーーーーー。
この引きは、先週ばらしたよくわからんとてつもなく引く魚をちょっと小さくした感じ。
案の定すごいファイト。
先週の魚はおおかたコイだろうというのがコイを釣ったことのある人たちの意見。
なら、この目で確かめてやる。
ちょっと小さいと言っても、走る走る。
6 lbなので多少強気でファイトができる。
結局、5分ぐらいかけてあげてみると、やはりコイでした。

しかも、丸々太った50 cmぐらいありそうなやつ。
エコギア食うなよ。

見てよ、フックもこんなになっちゃうし。
ちなみに、これがネオプレーンの手袋でパイクに咬まれてもdrumのヌルヌルも怖くないって感じ。

さっきのコイで少し疲れた。
それにしても今日は当たりがない。
パイクも居ないみたいなので、ワイヤーを外してみるか?
ワイヤーはパイクが居るのがわかってからにしよう(笑)。
結果は変わらず。
当たりがない。
魚が居ないようだ。

ジグスピンで広範囲を探ってると、ガツンと来た!
この引きは・・。
またコイだ、しかもさっきのよりデカい・・。
はぁー、またあの気の遠くなるようなファイトの始まり。
5分ほどかけてやっと寄せてくると、なんか様子が変?
アメリカンキングサイズのバイブレーションプラグ??
ジグスピンが背びれに刺さってる・・。
交通事故かゴメン。
道理で豪快な引きなわけだ。

こいつ見てよ。
60 cm近いんじゃないの?

さっきの2匹のコイでへろへろ。
一生懸命キャストしてるのに全然あたりがない。
時間が5時をまわったころにやっとあたりが来た。
ふぃっしゅ!
この引きはコイじゃないな、じゃあなんだ?
リーダー付いてないぞ・・。
たのむ切れないで!
こっちでした。

顔切れちょる・・。
先週、写真がよく見えないから魚種がわかりませんと言う意見があったので、
拡大写真。


口開けて確認したけどけっこう細かい歯が生えてるね。
ひげもある。
写真にはうまく写せないや。

しばらく魚の反応が続く。
ふぃっしゅ!
この引きは長いやつだ。
やたらとヘッドシェイクするなぁ。
パイクだったら切れちゃうなぁ・・。
あっ!
・・・・。
切れたんじゃなくて抜けてきた。
変な心配をしてファイトが中途半端になったみたい・・。

そのあとが続かない。
暗くなってきたので、バイブレーションプラグを投げてみる。
しばらくして、
がつっ!
ん?この引きは・・・。
また5分です(笑)。
はぁ?バイブレーションプラグが2つ・・。
また背びれにかけちゃったゴメン。
サイズは1匹目と同じぐらい。
かわいそうなので写真なんて撮らずにさっさとリリース。

そして日が暮れて終わり。
タイトルに反して、外道ばかりじゃないか・・。

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