時すでに遅し



Date; 6&7/June/1998
Place; 檜原湖
# of Bass; 4
Max size; 40 cm
Av. size; 30 cm


Report

いやー、今年も行って来ましたよ、檜原湖へ。今年は暖かいから早めに行こうと思っていたのですが、日程の調整がつかずに結局6月頭になってしまいました。月から考えれば先々週か今週がプレスポーンなんですけどねぇ・・。

Akiと昼頃に檜原湖に到着し、キャンプ場の渡し船に迎えに来てもらうと、もう一組同船の方々が。話を聞くと先々週も檜原湖に来て釣りをしたらしい。
「で、釣果は?」
「20匹です」
「!、で、サイズは?」
「30 cm以下です」
「やっぱり・・・。終わってるかも」
例年の傾向から行けばこばっちーが数釣れると言うことはもう終わりと言うこと、その2週間後に当たる今日っていったい・・。半ばやる気をなくしているところに飛び込んできた風景は、バスボート、バスボート、バスボート、アルミ、アルミ、アルミ、手漕ぎ、手漕ぎ、手漕ぎ、オカッパリ、オカッパリ、オカッパリ・・・。終わってます、人だらけ・・。

ほぼやる気をなくしつつも、浮き輪で探っていく。去年に比べて水位が4m近く上がっているので、去年地上だった部分が水中にある。しばし、去年好調だったポイントのシャローを攻めてみるがあたりもない。1時間も釣れないと、もー精神力が続かない。桃源郷の逆効果である(笑)。

次のポイントに移動しようと二人でキックトロールしているとAkiにフィッシュ!んースモーリーな引きしてますねぇ、うらやましい。

はて?魚はどこに着いてるの?Akiには何かが見えたらしくこばっちーながらも3本あげている。そんなとき夕方から合流予定の鈴木さんから電話が「今栃木っす」「了解!」「ところで釣れてます?」「Akiが3匹、おいらは・・。」

あーもう、釣れないから眠くなって来ちゃったよ。とりあえずシャローからのドロップオフにぶち込んでと。Zoo!巻き巻きZoo巻きZoooooooo、よしフィッシュ!一段深いシャローでそれもスローリトリーブか!!みみみみみぃ!これですよこれ、これのために来てるんだから。来ましたよ40 cmぴったしのスモーリー。さっきまで勝ち誇ってたAkiがぽつりと「一発で逆転された感じぃ」。

夕方になり鈴木さんも合流して、さあ、あたりのボートも帰り始めた。ゴールデンタイムの始まりか?にわかに活性が上がり、38 cmをゲット、続けてこばっちーもゲット(笑)。鈴木さんにもとりあえずこばっちー。しかし、ここで食いが渋くなる・・。

もう終わりかと思った、7時過ぎ。水面近くで魚が動き出した。うわっ!そこらじゅうでカゲロウが羽化している。これを食ってるんだな。そんなとき遠くの島周りでAkiの雄叫びが!何?後で聞いたら持っていたフライタックルでバホバホだったそうな。失敗した。おいらもフライもってくるんだった・・。結局1日目の釣果は、おいら4匹、Aki10匹、鈴木さん1匹でした。

釣り談義に盛り上がりながらキャンプ場の夜はふけていく・・・。Zoooo.......

夜も明けあたりはキャンパーのオカッパリで盛り上がる中、浮き輪でこぎ出していく3人。するとキックトロールしていたAkiの竿がぐんにゃり曲がっている。ぺなぺなのおいらの竿ではなくあの堅い竿が・・。滑り続けるドラグ。いったいどんなサイズがかかっているんだ?シーバスの時よりすごいかも??プチッ・・。えっ?そこには真っ白になったAkiがいた。ラインチェック忘れずに(笑)。

それから1時間後、ぜーんぜん釣れなくてだれだれのままキックトロールをしていたおいらにもヤツが来た!みみみみみぃ!しなるフロータースティック、滑るドラグ!!そのとき1時間前の光景が、「Akiは取り込みに時間をかけすぎたんだ」おいらはドラグを1段階締めた。よしよってきた!そう思ったのもつかの間、足下での下への潜りにあっけなくフロロ4ポンドラインは切れた。真っ白なおいらがいた(涙)。ラインチェックしてみると5m以上うえまで擦れている。夜の内に巻き換えておくべきだった・・。時すでに遅し。

その後ねばったもののあたりは無し。Akiが見えバス釣りで3匹稼いだだけで、おいらと鈴木さんはノンフィッシュ。今年はもう終わりですね。

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