ココニイルモノ



Date; Nov/3/2001
Place; Duck river&その他諸々
# of Bass; 0
Max size; 0 cm
Av. size; 0 cm

Report
Akiからメールが来た。
「最近釣れてないねぇ。覚悟決めてデカいコイを狙えば?口にかければ交通事故じゃないし、狙って釣れば外道じゃないんでしょ?はい参考資料→http://www.level4.jp/carp_fly/index.html」

人が弱ってるところに絶妙のタイミングで・・・。
この1ヶ月おかっぱりの限界はさんざん見てきたわけで、外道ワールドというそこそこ魚がいる場所があるのだから、そこには良いサイズのコイが居るのだから、ほかの魚が釣れなきゃココニイルモノを釣ればいいのだ。

早速勉強。
ふむふむパンフライとな。
素材は、浮くものと綿。
これなら何とかできそうかな・・。

浮くものに悩んでたら職場に届いた荷物の梱包材に良いのが入ってた。

神様もコイを釣れとおっしゃっている(笑)。

あとはタイイングに使う糸をウォールマートで50セントで買ってきて、フックを釣具屋で買って準備OK?
綿どうしようか?
綿棒ので良いや(笑)。
それと撒き餌用のパンをスーパーの特売99セントで買った。


とりあえず、ウェブページを参考にしながら巻いてみる。
バイスなんて高くて買えないのでフックをラジオペンチにはさんで輪ゴムで締めて固定してやった。
ちとやりにくいけど、それなりにはできるもんだ。
ぱんふらい?1号の完成。

なんか似てないこともない(笑)。
コップの水に浮かせてみる。

なんとなくそんなふいんきをかもし出してないこともない(笑)。
まあ、水面下にサスペンドしただけで上出来だ。
勢いで、3つ作った。
さあどうなることか?

11月3日
朝っぱらに仕事があったので、昼過ぎに外道ワールドに到着。
今日も誰もいない。
腹が減ったので、撒き餌様に買ったパンとSPAMの缶詰で昼飯を済ます。

いざ出陣。
ってほど気合いを入れなくても今日は寒くない。
着込んでいるのでむしろ暑いくらいだ。

おもむろにパンをちぎって撒き出す。
公園で白鳥やコイにえさをあげてる優しいおじさんのようだ(笑)。
しばし観察。
パンが流れて行ってしまうのでよくわからないが、誰も反応してないみたい。
交通事故多発地帯のシャローの奥のよどんでゴミが溜まってるところに行って撒いてみる。
しばし観察。
コイが回遊している。
今日は透明度が高くてよく見える。
パンには気付かないらしい。
びっくりさせないように上流側にパンを追加。
ついでに、ぱんふらい?1号も発進!
行っちゃった・・・。

また、コイが回ってきた。
しかも団体さんだ。
10匹はいる。
誰一人として水面のパンには関心を示さない・・。

今度はパンをちょっとつぶして沈むようにしてみた。
そしたらきっと上にあることにも気付くだろう。
沈んだパンにすら興味を示さない。
ダックリバーの田舎者はパンなんてハイカラなモノは見たことがないのだろうか?
ココニイルモノが釣れないとなんか嫌になる。
そもそも、ただ浮かせて置いてアクションは絶対加えちゃいけないなんて・・。
俺には耐えられない(笑)。

今日はこんなにいい天気だ、パイク日和だよきっと(笑)。
そう言いつつ、パンを上流部にばらまき、下流にあるいつもの場所でいつもの釣りを開始。
交通事故の気配・・。
そりゃそうだよ、あんだけうようよ泳いでいりゃぁねぇ。
居るとは思ってたけどあんなにいっぱいで回遊しているとは・・。
そりゃ、事故るわけだ。
かつーん。
事故か?
うわぁっ。
この暴力的な引きは!
パイクっす!!
居るじゃん居るじゃんコイなんてやってる場合じゃないよ。
あー、いかん・・。
ワイヤーつけてるけど、今日は思うとこあって4 LB巻いてんだ。
上がってくれよ。

何とか上がってきた。
サイズはノンキーだけどなかなか。

いやいやこれで気が楽になった。
先週は実質上ボウズだったからなぁ。
さい先よく1匹、しかもパイク。
ふー。

例のごとくあとが続かない。
向岸へ行ってキャストしてると、ラインが走る。
この引きは何でしょ?
・・・・。
手元によってきたのはコイ。
どこにかかってるかは不明。
うわぁ。
いきなり走られた。
ドラグも滑ったけど追いつかずにラインブレイク。
4 LBってこんなに弱かったっけ?
まあコイだから。

釣れないので、違う角に。
5分ぐらいくまなく攻めてると、来た暴力的なアタリ。
うひょー引くねぇ。
さっきドラグをゆるめておいたので大丈夫。
よってきたのはノンキーだけどさっきよりデカそうなパイク。
目があったとたん猛スピードで反転、うなるドラグ、切れるライン・・。
あーあ、やっちった。
だめだ4 LB。
こんなのじゃ、思ってたことにも使えそうもないので、6 LBに巻き替える。

アタリが無いので、もう一つの角へ。
数キャストすると、ラインが走った。
暴力的ではない・・。
とすると交通事故?
そんなに大きくない。
なんでしょ?
おお!お懐かしゅうございます。

ぶらっくではないか。
きみもワイヤード大丈夫なんだ。
そして久々に俺も登場(笑)。
久々に素手で魚をリッピングして思った。
とても冷たい。
魚の温度は水温とほぼ同じだから水はこんなに冷たくなってたのかって感じ。

しばらくしたら、また1匹来た。

またもや、ぶらっく。
今日はどうした?
こんなに釣れるなら今までどうしてた?
実際の温度的には日本より全然寒いのに、今日は暖かいじゃんと俺が感じるようになったように、
魚も小春日和気分なのか??
こりゃー、今日はガンガンいけるでしょう!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
と思ったのもぬか喜び。
コイの背中をジグヘットがなぞる感触以外何もないまま4時。
このまま古代君狙いか?
それとも作戦実行か?

作戦実行!
なんて、たいしたことではない。
ココニイルモノを狙うと言えば、発電所でナマズが居たではないか。
そう思った俺は釣具屋で必要なモノを買いそろえていたのだ。

まずはパワーベイト・ナマズ(レバー風味)(笑)。
なんじゃこのきな粉ダンゴみたいなのは?って釣具屋で見つけてたのさ。
えさは用意するのも大変だし日持ちしないからなぁと思ってたところに好都合。
味はレバー、血、チーズ、魚とな。
血が良いかなと思ったけど、さわってみたらボロボロと崩れる。
えさ持ちが悪そうだ(笑)。
他の3つは粘りがあって大丈夫。
チーズも魅力的だったんだけど、ナマズ釣りと言えばレバーでしょ(笑)。

そして、つぎはこれ。

ジェット天秤があれば良かったのだが、そんなモノは無いので、
似たような形の障害物にひっかからないように底をトレースする道具。
これなら、スピナベから作れない?
と思って、特売(75セント)で買ったうまく泳がなかったスピナベを改造。

バッタモンだけど、約半額だし(笑)。

発電所に着くと先客がナマズのポイントに・・。
まあいい、少し離れたところでやろう。
バッタモンにレバー風味を付けて投げ込む。
けっこういい感じで飛んでいく。
そう、ここで飛距離が欲しいと思ったのでパイクを失ったのさ。
重けりゃ何でも飛んでくじゃん・・。

待っている。
ヒマだ。
今日はやたらと羽虫が多くて困る。
さすが冷却池だ。
よく岸沿いを見てると魚の動きがある。
ワームで狙おうにもロッドはふさがっている。
どっちを取るか悩んでいたら、フライロッドを持っていることに気付いた。
あいにく羽虫をモチーフにしたフライはないが、ギル玉ならある。
サンフィッシュならこれで来るはずだ。

反応はあるがのらない。
サイズが小さいのか?
それともたまたま横で虫食ってるだけなのか?

そんなことしてたらスピニングのラインが動いた気がした。
あわせをかます!
何も居ない・・。
えさも居ない(笑)。
取られたのか?落ちたのか??
まあいいまたつけて投げ込んでおこう。

俺は今フライで忙しい(笑)。
忙しいまま日は暮れた。
そして、ヌルヌルになったレバー風味だけが寂しく上がってきた(笑)。

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