君の名は?



Date; July/29/2001
Place; Lake Wisconsin & Wisconsin river
# of Bass; 3
Max size; 45 cm
Av. size; 35 cm

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昨日はいけて無かったなぁ、ギル一匹だもんなぁ。
Akiにはメールで「ギルばっかイジメてんなよ!」ってバカにされるし(しかし、チェック早いなぁ)。
もう、本の情報に踊らされるのはやめよう。

この時期、スモーリーの鍵になるのはやっぱ水温でしょ。
Jimが川は夏でも冷たいって言ってたから、川が絡んだところにしよう。
ありました、Wisconsin river。
ここなら車で1時間かかんないし、いいんじゃない?
なになに、Wisconsin riverの中流域はLake Wisconsinって呼ばれる湖状になっているって。

Lake Wisconsin
褐色の水を蓄えるLake Wisconsinは、あんたが釣り人なら死ぬまでに一度は訪れなきゃなんないとこだがや。でっきゃーウォールアイ、ナイスなラージマウス、ナマズ、パンフィシュ、マスキーなんかもいるだでよ。(釣りマップより一部抜粋)

死ぬまでには一度は訪れなきゃいけないか、こりゃ行くしかないでしょ!
(おいおい3行目で書いたこと忘れて無いかい?)
いいじゃん川がいいって狙い付けて川の一部なんだからさ
(だから誰と話してんの?)
ウィスコンシンに来てからAkiがいないから一人ぼけ一人つっこみしなきゃいけないから大変だね。

というわけで着いたのがLake Wisconsin。
地図で関みたいなのが書いてあったんでこのワンドにしてみました。

なるほど、湖側は褐色、関の向こうはリリパッドと浮き草で真緑。

とりあえず、この継ぎ目の橋のところで釣り開始。

流れ的には緑の方から褐色の方に流れ出してるみたい。
ジグスピンを引いてみたが、浮き草にまみれて、最後は回転しないで帰ってきてしまう。
ということで、昨日ギルをいじめた(いじめられた?)スティックベイトにチェンジ。
ノーシンカーで探ってみるが、あたり無し。
ここ魚いない?
念のためシンカーを付けてそこを探ってみる。
ん?
フィッシュ!
この引きは?
きた、きた、きた、きた!
スモーリー!!
おー引く。
こん、こん、こん、つー。
この引きは世界共通だね(笑)。

上がってきたのは、30 cmのスモーリー!
1ヶ月半ぶりの再会。
というか、前回のはコバッチーだったので、引き自体は3年ぶりか?
たまんねー。

喜びもつかの間あとが続かない。
しかも、この橋の下を緑色の湖で釣るためにバスボートが頻繁にくぐっていく(根性!)ので釣りにならない。
しょうがないなー、川の方に移動してみよ(もう1匹釣れたから、余裕じゃねーか)。

川っていっても、岸は進入不能か民家の庭。
どうしよう・・。
あれ?
移動の途中で、おもしろいもの発見。

スモーリー型のポスト(笑)。
おちゃめなんだからもう。
俺も金持ちになったらこんなとこ住んで、スモーリーと浮き輪のポストでも付けたいね(笑)。

やっと釣りができそうなところが出てきたのはボート乗り入れ場。

川と言ってもかなりゆっくり流れてる感じ、底は岩盤と砂。
んースモーリーって感じ。
でも、出ない。
って言うか、いそうな所がねらえない。
っくー、おかっぱりの切なさだねぇ。

おかっぱりにはおかっぱりの技がある。
ラン&ガン。
さらに上流のワンド状の場所を目指す。
やっとの思いで進入したその場所は、底が泥状の沼地。
でもゆっくりした流れはあるみたい。
とりあえず、さっきスモーリーをしとめたスティックベイトwithシンカーをキャスト。
・・・。
泥に潜っちゃいます(笑)。
気を取り直して、ジグスピンに変更。
うっ!
フィッシュ!
なんだよ一発かよ、しかもデカい(笑)。 そのうえ流れがあるから引きまくる。
ファイト中にも何か岸沿いに付いてた魚たちが散っていく、
何じゃここは?

上がってきたのは45 cmのラージ。
4ポンドラインで流れの中からあげるとたまんないねぇ。

キャスト、フィッシュ!
おいおい、ワンキャストワンヒット状態かよ?
なんだここは?

なんだ君は?
これは、Lake Mendotaで釣れた仮称クラッピー君ではないか。
しかし、でかいな。
アメリカの中のアメリカだなここは(テキサスか?)。
ところで、君の本名は??

さすがにもうワンキャストワンヒット状態は続かないか?
しばらくジグスピンを投げてたら、また来た。

うわ、でか。
しかも、もろ逆光(笑)。
しかし、このジグスピン、3つで$1のスピンの部分と5個で$1のジグヘッド、
20個入りで$1.20のワームを組み合わせた極貧タックルなのによく釣れるなー。
これって、俺が初めてバスを釣ったときのタックルに似せて組んでみたんだ。
あのころが懐かしーね、「Kiyo special」とか呼んで、津久井湖や牛久沼で使ってたもんなぁ。

また君か?って感じで、仮称クラッピー君を30分の間に10匹追加。
写真なんて撮ってらんねー(笑)。
しかし、型がそろったのが流れの中から上がってくるから楽しくてたまらないねぇ、
体高あるからけっこう引くし。

ん?
この引きは??
スモーリー君か???
おー、引く。
流れの中のスモーリーバッシングたまんねーぜ!
こんな沼みたいな所にもスモーリーいんのか?

スモーリーだけアメリカンサイズじゃありませんでした(笑)。

そして、仮称クラッピー君は続く、30分の間にさらに5匹追加。
何匹いるの?
そう思いながらジグスピンをピックアップしようとした瞬間、
何かいる?
がぽっ!
おいおいおい、やめてくれ。
竿先、20 cmしかライン出てないのにそこに50 cm級のラージが食ってきた。
なんで、魚ってのはピックアップの瞬間まで食わずに着いてきていきなり食うかな。
ラインを手でスプールからたぐり出して対応しようとしたが、ジャンプ一発ばらしてしまった。
桃源郷のバスと言い、アメリカのサンフィシュと言い、ここの仮称クラッピー君と言い、
そしてこのアメリカンサイズのラージと言い、竿おれちゃうじゃねーか・・。
あーついてねー、アメリカで自己新記録が出る瞬間だったのに(涙)。

ついには仮称クラッピー君も出なくなったので、移動。

今度はWisconsin riverに流れ込んでる支流の橋の横で挑戦。
むかしこんな感じで牛久の西谷田川の橋の横で釣りしてたっけ。
そんときもジグスピン投げてたよなぁ。
そのあと、浮き輪買ったり、ウェブページ始めたりして、いろんなこと覚えたよなぁ。
そんでもって、今こうしてアメリカでジグスピン投げてたりするんだぁ。
なんか、回ってるなぁ。
不思議な感じ。
そんな人生をかみしめてたら、なんか来た!
なんじゃこの引きは?
どっかで見たことある引きだなぁ。
おわわわわ、やたらと左右に走るこの引き。
そして、けしてジャンプしないこのファイト。
そう、スーファミのズイールのバス釣りゲームやプレステのバスランディングのときに見た
この引きの正体は、

キャットフィッシュでした。
35 cmくらいかな?
それにしてはけっこう引いたな。
タックルしょぼいからね(笑)。

橋の下流側に移動してしばらくキャストしてると、来た!

大魔神!
帽子のかぶり方が大魔神でしょ?
こんな風にかぶって柔軟始めるんだよねぇ(先週末、大魔神観戦に行ってたのでつい・・)。
それにしても、また君か?
しかも、くそデカいな。
40 cmくらいあるだろおまえ?

そして、日は暮れ始め辺りの活性が上がってる感じだったのでスイッシャーをキャストするもアタリは無し。

仮称クラッピー君、君の名は?

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