追悼!



Kiyo:「メモリアルデーってなんの日?」
ヒデキ:「戦没者慰霊の日だそうです。」
Kiyo:「ヒデキはなんでも知ってるなぁ。でどうする?(笑)。」
ヒデキ:「用事があるんで、現地集合ってことで。」
Kiyo:「了解。」

今日も1時からフォックスレイク。
いつもの場所はとれた。
でも隣が埋まるまでは心配だなぁ。

あっ、いわんこっちゃない。
ガキんちょがさっそく来たよ。
今日はマイケルとか言う小学生も加わって3人組・・・。
ヒデキの場所を陣取ってしまった。
これは困った。

釣れなければ、どっか行くかも知れないので、
こっちが釣り上げちまわないようにトップオンリーでいこう。
トップに出たらあきらめるしかない(笑)。

んー反応無いねぇ。
っていうか横のガキんちょが気になってしょうがない。

うっ。
釣れやがった・・・。
こばっちーだが。

こばっちなら関係ないかも知れない。
(希望的観測)

うっ今度はもう少しでかいのが釣れやがった。
クランクベイトを藻の中にキャストするなんて聞いたことない方法で。
さすがルアーフィッシングの歴史の長い国だ(笑)。
えっ、キープかよ?
どう見てもキーパーじゃないぞ?
こうやってバスは減っていくのか・・・。

こりゃ、どかなそうなので、こっちもスピナベにチェンジ。
釣られる前に釣るしかない。

んー反応無いねぇ。
ガキんちょの方も反応無くなったみたいだ。

おっ、向こうに移動しようとか相談してるね。
さっさと行きなさい。

ん?
やべっ、適当に投げてたスピナベ食って来ちゃった・・・。
あわせず外しちまえ。
このサイズならあとでいくらでもつれる。
投資だ投資。
釣れてませんよーだ(笑)。

最後の一人なにねばってんだよ。
お前が釣り続けてるからみんなが動けないじゃないか。
団体行動のルールを知らないヤツだなあ。
まったくアメリカの教育は・・・。

やべっ、また食ってきやがった。
こんな時に限って・・・。
またそんなにでかく無さそうなので、オートリリース。
ぜんぜん釣れてなんかいませんよ(笑)。

よし!
苦労の甲斐あってガキんちょが移動した。

さあこれから本番だ、バンバン食ってきていいよ!

反応無くなった・・・。

マジで反応無くなった・・・。
1時間ぐらいなんの反応もない。
このまま釣れないんじゃないか?

ふんっ!
やっと来た&やっとのった!
川筋引いてた白のスピナベ。
おーひく。
いいバスだなこりゃ。
よしゲット!

うわっ、舌の横にフッキングして出血。
すまん。
圧迫止血。
祖国のためによく頑張ったな。
君に神のご加護あれ!

反応が無くなったのでバスカラーにチェンジ。

ふんっ!
やっぱり川筋でヒット。
かたまってるのか?

ギリギリキーパーか?

ふんっ!
もいっちょ川筋でヒット!!
やっぱかたまってるな。

サイズも似たようなもんか・・・。

よしっ!
もう一発!

ちょっとサイズアップ。

一時はどうなるかと思ったけどけっこう出るね。

しばし釣れない。

チャートリュースに変更。
川筋をもう一度探る。

ふんっ?
ずりずりずり。
すっげー重いぞ。
バスか?
おおっ顔出た、スゲーでかいバスだ!
ずばばん!
うわ顔出た状態から真上に跳ねやがった。
ぱぴょーん・・・。
やっちまった。
かかりどころ悪かったか・・・。

50 cmはありそうだったな。
ラインは20 LBなんだしドラグも的確に滑るからタダひたすらまきゃぁよかったんだよ・・・。
反省。

ぶいーん。
ヒデキ:「どうですかぁ?」
Kiyo:「どうですかもこうですかも、いまさっきこーーーーーーーーーーーーんなにでかいバスをばらした。こいつがすごいのなんのって、(以下略)。」

ヒデキ:「反応無いっすねぇ。ストームにもきやしませんよ。」
Kiyo:「そうか?」

ふんっ!
すまんヒデキ、俺のバスカラーのスピナベには来るみたい。

まあキーパーサイズ。

ヒデキ:「いやぁ、こっちには反応無いですよ。」

ふんっ!
すまんヒデキ、俺のチャートリュースのスピナベにも来るみたい。

サイズアップ。

ふんつ!
がーーーーーーーー!

今度は何を釣ってしまったんだ?
がんがんがんがんがん。
これはやつだな?
がーーーーーーーーーーーー!
いやぁさすがシマノの最高峰ベイトリールてきかくにドラグが滑るね。
こっちは必至に竿で誘導しながらハンドルを巻き続ければいい。
といってもライトロッドだからなこれ・・・。
よし弱ったな。
いい加減観念して出てこい。
ごぼう抜き!
いやっほーい、15万円フィッシュゲット!
ヒデキカマーン!

なんか今年はフォックスレイクでも釣れるねぇ。
よいしょっと。

びびって持ったからお腹向けになってしまった・・・。
余裕の50パイク。

スピナベ伸びちょる。
危ないところでした。

ふぅ。
落ち着いてまたチャートリュース。

ふんっ!
まだ来るか?
んー、今度はバスだ。
引くけどね、比べモンにはならんわな。

40なんだけどね。

Kiyo:「しかし、ヒデキ釣れないな。このままボウズなんじゃないか?」
ヒデキ:「縁起でも無いこと言わないでください。」

もういいサイズもパイクも釣って余裕だから、
なぎって来たしジャイアントDog-Xでも投げちゃおうかな。

にゅるん。
にゅるん、にゅるん、にゅるん。
ぽぷっ。

がぼっ。

すまんヒデキ、俺にはトップでも出るらしい・・・。

コバッチーだが・・・。
こんなコバッチーのくせにジャイアントDog-X食ってくんなよ。
おかげでまた舌横刺さって流血じゃんかよ。
祖国のためにご苦労であった。
彼にご加護を!

にゅるん。
にゅるん、にゅるん、にゅるん。
ぽぷっ。

がぼっ。

すまんヒデキ、俺には魔法がかかってしまってるようだ。

少しサイズアップ。
しかもまた流血・・・。
彼にご加護を!

ヒデキ:「トップっすね?」

ついにヒデキが狂ったか?
ブタさんを藻の向こう側にキャスト。
おおっ、力業でもぎ取ったお見事。

その後もバス連発。
さっきとは別人のよう。

こっちも別人のよう。
すっかり反応が無くなった。

ちゃぽっ。
ちょん、ちょん。

いやーアライ君はキックバックしたり移動させずに誘うのには最高のトップウォータールアーだよね。

がぼっ。

でかした!アライ君。
よーし。
じゃぶん・・・。
手元でばらした。

その後は反応無し。
ブタさんヒデキにはぽつりぽつり。

おっと、違う少年がメキシカンの開拓したアシの切れ目からキャストを始めた。
どうやら向こうにいる家族の一員らしい。

弟らしいのが橋の上から浮きを投げ込んできやがった。
まったくアメリカの小僧はどいつもこいつも・・・。

ヒデキ:「こんなとき釣ったら大変なことになりますね。」
Kiyo:「まったくだ。」
ヒデキ:「あっ、あきらめて帰っていきましたぜ。」

うっうかつだぞ!

あーあ、車でタックル付け替えて来た兄にヒデキがどうやって攻めてるかみられちゃったじゃん。
これで釣れたりしたらことだぜ。

ばちゃばちゃ。
あーヒデキに釣れちゃった・・・。

それをみて兄貴やる気満々。
ほらいわんこっちゃない、釣れちゃったじゃん。
リリパッドの中からクランクベイトで・・・。
アメリカのヤツはどいつもこいつも・・・。
やる気は全てを制す?

うわっ、それにつられて長男まで来ちゃったじゃんかよ。
しかもヒデキが手前で投げてるすきに、さっきヒデキが釣り上げた場所から投げ始めるし・・。
アメリカさん、何度も言うけど教育間違ってまっせ。

うわっ、コバッチー出ちゃったよ。

いわんこっちゃない、俺等の周りが
家族で包囲されていく。

うげっ。
釣る気もなく、何気なく投げてたバイブレーションプラグにノンキーかかっちまった。
はずれないし・・・。

あーこれで長男のボルテージまたまた上昇。
気合いは全てを可能にする?
30cm釣りあげやがった。

あー、これでもう帰らないだろ日暮れまで帰らないだろ。

俺等は明日の仕事があるから帰らなくっちゃ。
どうかこれ以上いい思いをして毎週来るようになりませんように・・・。

本日、にっくき日本の釣り人と戦ってくれた米魂あふれる全てのバスに敬礼!


Date; May/26/2003
Place;フォックスレイク
# of Bass; 10
Max size; 42 cm
Av. size; 33 cm

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