じゅうぶんのいち



Date; 12/Apr/1998
Place; 桃源郷
# of Bass; 29
Max size; 40 cm
Av. size; 35 cm


Report
 今回はだっちゃんとのひさびさの釣行です。彼は「潮来の野池でフィーバー中!」との情報を聞きつけ浮き輪を購入したものの「時すでに遅し」でフィーバーは去ってしまったと言う不幸な人。そして、おいらとAkiを「狼少年」呼ばわりするメンバーの一人なわけです。彼は去年「桃源郷で大フィーバー!」や「檜原湖でバホバホ!!」の話を聞くも、結婚式やなにやらで参加できなかったかわいそうな人。そんな彼から「スモーリー行きたい!」とひさびさのメール「6月まで無理だよ」「・・・。6月は子供生まれるから無理だ・・。」。とことん不幸な人だ・・。「しょうがないから桃源郷で我慢してよ」ってことで今回の釣行となったわけです。さて、恐怖のコストパフォーマンス「2万円」をどこまで減らすことができるかこうご期待。
 今日のおいらはガイドに徹し、絶えずだっちゃんの後ろからの釣り。この場所はじめての人だから取りこぼしもあるでしょう。づいでに、この機会に逆境に強くなっておこう・・・。
 「なんでこのラインよれるんじゃー!」まだ、10投もしていないのにラインがよれはじめた。視認性が良いラインが欲しくて買い求めた某社のRである。そんなことをしていたらだっちゃんが「つれたよーん」と初獲物。うーん、よしよし。

 2・3・4・5。3時間後にはなんと5対0、桃源郷でボーズである(涙)。「もー、ライン変えてやる!」と言って上陸地点まで無理矢理戻ってもらいラインを先週のダイリキ・バスプロフェッショナルに巻き変えたとたん「フィッシュ!」。ラインでこんなにも違うんだと言うことを認識させられた一瞬だった。「おいらの3時間を返せー!」(涙)。

 先週よりペースは落ちるものの午後4時の時点で、だっちゃん18匹対おいら15匹。僅差で競り合うというなかなかの名ガイドぶりである(笑)。おかげでだっちゃんも「おーひくぅぅぅ!ここはパラダイスじゃぁ」とご満悦の様子。これで、狼少年発言は撤回だね?ただ、先週に比べてこばっちーが多いのが気になる。
 そんなとき目の前にシャングリラがやってきた。ヘラ師が1日中浮き輪を寄せ付けずに、せっせとエサを撒きシャッドを寄せた場所である。そして、ヘラ師はもういない(笑)。得意のごみのきれめにキャストすると、いきなりフロータースティックが満月っす!出てきたのはプリプリの40 cm up。その30 cm右にキャストするとまたも同サイズ!ワンキャストワンヒット状態である。ひっさしぶりぃー。「おら、もうちいっちょぅ!」。「よしフィッシュ!」。何度このセリフを口走ったことやら。「もう親指が痛くてバス持てねぇ」そんな言葉でふと我に返ると、だっちゃん23匹対おいら28匹。あれ?逆転しちまった。名ガイドはどうした?まあ、シャングリラのことですご愛敬(笑)。
 そこからしばらく壁にぶち当たっていたら、またもや満月。ギラッ!でかい。必死に足ヒレまで動員して全身でファイとしたのにもかかわらずラインはあえなく立木に絡まれゲイリーグラブはビッグフィッシュから立木へとトレード「木化けの術」である、とほほ。
 その後めでたく2人とも1匹ずつキーパーサイズを追加した時点で日没ゲームセット。だっちゃんのコストパフォーマンスは2万円から2200円へと約十分の一に。めでたし、めでたし。これで心おきなくパパに成れるね?
 あー、指痛てー。これだから桃源郷は止められないっす(笑)。

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