お気楽ふぃっしんぐ



Date; 11/July/1998
Place; 桃源郷
# of Bass; 13
Max size; 44 cm
Av. size; 35 cm


Report

Aki:「最近、桃源郷も混んできて、早朝から駐車場のために寝ないで出掛けるって、なんかねぇ。そこまでして30匹あげる必要あるのかねぇ?」
Kiyo:「そうだよなぁ。漁師じゃないんだからもっと「お気楽」にいけんもんかねぇ?」
Aki:「そうそう「お気楽」といえば、檜原湖でフライ楽しかったぞ!」
Kiyo:「そういえば「浮き輪に乗ったトップウォーターバッシングが好き!」とかトップページに書いておきながら、1年以上トップで釣ってないぞ!」
Aki:「桃源郷に最近来てる人たちって、朝まずめで帰っちゃったりするよねぇ?ヘラ師も昼過ぎには上がっちゃうし、昼頃出ていったらあんがい空いてたりして?」
Kiyo:「その作戦乗った!」

というわけで今回のテーマは「お気楽ふぃっしんぐ」っす。Akiの家を出たのが昼の11時。途中の「すき家」で昼飯をすませ、桃源郷に着いたのが1時過ぎ。空いてます、空いてます、今までの苦労は何だったんでしょうか?って具合に。一番奥の駐車スペースに車を突っ込みいざ出陣です。

ぬるー、水温30℃(笑)。まあ、お気楽だから。んー、意外に振れるもんですねぇ、1年ぶりのフライでも。「そこのオーバーハングの下に入れば出るんだよなー」という誘惑にかられながらも、フライを振り続ける。まあ、お気楽ですから(笑)。

横でフライを振っていたAkiに待望のフィッシュ。「くぅー、やっぱ予想通り檜原湖のスモーリー並に引きますねぇ桃源バスは」うらやましいっす。

ちゅぴっ!「あー、のらねぇ」なんかおいらのギル玉フライにも反応があるけどなかなか乗らない。なかなかのサイズのバスが出て「お気楽ふぃっしんぐ」を満喫してるAkiが「ギルだよギル。フライでギル釣らしたらあんたは天才だからねぇ(笑)。」。確かに、あの夏の日の「ギル100匹」の記憶がよぎる(笑)。

ちゅぴっ!「よし、のった!」ん?むちゃくちゃ引くよー!ギルじゃないっす。35 cm upのバスだよーん(笑)。このクラスの桃源バスはフライで釣ると格別っす。何せ「潮来の野池」じゃあギルと同サイズのバスだったからなぁ。

楽しさに酔いしれて、ねらい出すとギルが出る。さすがギル玉(笑)。しかし、桃源郷の25 cmギルの引きもまた化け物。んー、楽しいっす。

「おーい、すげぇもん見ちまったよぉ。」宇宙人の死体でも見つけたような顔をしてAkiが言う、どうやら50 cm級のバスのスクールらしい。フライを木に引っかけて取りに行ったときに見たそうな。そこにフライを捨ててきたけど反応しなかったらしい。「ちょっとゲーリー投げてみな。」Akiが言うので投げてみる。変なとこ飛んでいっちゃったよーん(笑)。フライからスピニングに切り替えるとけっこう感覚が違う。気を取り直して、こんどはちゃんと入りました(笑)。んー、走ったぞ!んげげげげ、なんじゃこりゃ!!フロータースティックが手元からのされてる。ミィ、ミィィィィ、ラインも出まくり。全力を尽くしたファイトの末に上がってきたのは、44 cmのぷりぷりバス。

こんなやつフライできた日にゃー・・・。あれ?こいつ口からライン出てるぞ、妙に細いなぁ。引っ張ってみるとジグヘッドの頭が、ゆっくりひっぱたらそのまま抜けてきた。おいおい、そのまま抜けてきたってことはあわせも入れずにライン切られたわけ?ここじゃこんなタックル必要ないのに、腕がないならおいらみたくごっついタックル(スピニングは8 lb、フライのリーダーは0X)でやりゃーいいんだ。

さてさて、気を取り直してフライマンに復活。なんか見えてきましたよ。フライにはフライで攻める場所があるようだ。へこんでる変化では無く、出っ張ってる変化。これは意外にワームでも攻められていないし、もしかしたら攻めてもでないのかもしれない。しかし、フライなら着水後すぐか、10秒以上のポーズの後のピックアップの瞬間に出る。ポンポンポンと8匹目のバス、14匹目のギル。Akiは先に滝を攻めに行っていない、勝負あったな(笑)。

Akiと合流し最後のゴミ地帯を攻めて行くが、かんばしくない。ハングが邪魔でフライではどうにもならないのだ。手をマメだらけにして、7時半まで攻めた最終結果は、おいらバス13匹&ギル20匹、Akiはバス5匹&ギル2匹。完全勝利!

あれ?「お気楽ふぃっしんぐ」じゃなかったの(笑)。

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