雷雨!



ヒデキ:「雷雨の予報ですけど、降るまでは釣りっすよね?」
Kiyo:「了解。午前中用事があるから、現地集合ね。」
ヒデキ:「じゃあ先行って釣ってますね!」

ふぅ、もうヒデキは釣れてるかなぁ?
爆釣してたりするのかなぁ?
それともあのガキどもに・・・。
いやいやメキシカン4人組か?
今年のフォックスレイクは国際対決だな。
去年は俺だけのモノだったのに・・・(涙)。

さてと着いた。
ハイウェーかっとんで来たから1時に着けた。
ん?誰も居ない・・・。
ヒデキはどうした?
まったく誰もいなかったからよかったものを、場所とってなきゃダメじゃん(笑)。

じゃあ思う存分、俺のレイクを楽しむかな。
とりあえずいつもの場所に荷物を置いて。
げげ、おびただしい数の削り取られた鱗。
バス&パイクの惨殺現場だ。
メキシカン4人組の仕業だな・・・。
こんなこと毎週(毎日か?)やられたらすぐに釣れなくなるぞ。

まあ気を取り直して、ブタさんで探ってみますかね?
バス残ってればいいんだけど・・・。

お約束のアシ際。

ちゃぽ(着水)
んーいいねぇブタさんもアシ際にぴたりときまる。

こぽつ(最初のポップ)

ごぼごぼごぼ(連続ポップ)
少し巻き取りが短いぶん多めに巻かないとね。
これを体が覚えるまで使い込まなくちゃ。

ぽーず。

こぽっ(誘いのトゥイッチ)

ちゃぼっ!

あーのらねぇ・・・。
こばっちーか?

さて誰かに攻められる前に橋の裏側もさぐっとくかな。

ちゃぽっ。
こぽっ。
ちゃぽっ!

あーまたのらねぇ・・・。
ここもこばっちーか?

さんざんブタさん通したがその後は反応無し。
まだはえーのかな?

じゃあスピナベだ。
んーこれまたいいとこ入るねぇ。

よしっ!
そこそこか?
いい感じだな。
よいしょっと。

さすがフォックスレイクだ、確実に釣れる。

よし次!
ぱぴゅーん。
あわせたらコバッチーが飛んでった・・・。

それにしてもヒデキこねーなー。
全部釣っちゃうぞ(笑)。
事故ったりしてなきゃいいけど・・・。

その後は反応無し・・・。
やはりメキシカン4人組の影響大か?

ヒデキ:「いやー、用事があって遅くなりました。」
Kiyo:「3時だぞ。運がいいな先週なら2時にガキ達がきてThe endだったぞ。」
ヒデキ:「今日はかしきりっすね。」
Kiyo:「そのうち誰か来るだろ。あっ君の分は釣っておいたから(笑)。」

釣れねーなー。
バイブレーションプラグでもひくかなぁ。
タックル換えたらいろいろ試してみないとね。
今日はフィールドテスト。
なるほど、微妙にだけど巻く距離が短い分リズムを補正しないといけないな。
12年間体に染みついてたのね。

ゴミばっかかかるから最初の1 mぐらいしかうまそうに泳いでないな。
線で釣ってると言うよりは点で釣ってる感じで攻めよう。
場所は一カ所だし、時間はあるはずだ(予報ではそろそろ雨降ってもいいんだけどね)。

思いっきりロングキャスト。
ん?
さかな? ついてんのか?
ばれた??

いた・・・。

おいおいなんで君は自分の2/3もあるバイブレーションプラグ食うんだよ(笑)。
おかげでトレブルフック3つともきれいにフッキングしちゃってるじゃんかよ。
ギルではたまにあることだけど、バスではねぇ・・・。
バーブレスじゃなきゃアウトだぞこれ。
はい、バイバイ。

いやーあんなのが食ったのもわかるのか。
ゴミとは明らかに違う感じが伝わってきたもんな。
ノイズがないってのはすごいことだな。

つづかねぇなぁ。

ぬぉぉぉぉ。
すげーエンジン音とどろかせてボートがこっちへやってきた。
通り抜けていった・・・。

あーあ、しばらく無理かな。
こんな時は、このシュチュエーションでは釣れそうもないプラグのフィールドテストだ。
ジャイアントDOG-X。
んーいい動きするねぇ。
ペンシルなのにうまく動かすとポップ音が出るのがすごい。
もう少し経ったらこいつで楽しませてもらうよ(笑)。

ヒデキ:「あっ、釣れましたー!」

おっ、なかなかのひきだね。

ヒデキ:「あっ、ばれました・・・。」

あわせが甘かったのかのぅ。

さて回復してるなら、釣れそうなヤツのテストにするかな。
ミノーはどうだ?
メガバスミノーはうまいこと藻を引っかけずに泳ぐね。
しかも、向かい風なのにかっとび。

おっと、いただき!
かー、またこんなの。

こんなのしかいねぇのかよ。
メキシカン4人組のあとにはぺんぺん草ものはえねぇのか?
いやコバッチーは居るんだけどなぁ。

ヒデキは橋の反対側に探検に行ってしまったのう。
おっと、夢中になっていてはいけないぞ、車が停まった音がした。
ほらいわんこっちゃない、えさ釣りのオヤジが入ってしまったやんけ。
荷物なんておいてあったって気にしねぇんだよこの国のヤツらは。
あーあ、えさ釣りだよ。
ヒデキもう釣れないかもよ。
君の意志は俺が引き継いだ!(笑)。

さてさて、ミノーのジャーキングはどんな感じになるんだ?
んー1ジャーク1巻きの連続じゃなくて、1ジャーク1巻き+1ジャーク2巻きぐらいでちょうどいいようだ。

よし!
こんどはキーパーでしょ?
どーれ。

よしよし。
まだすこしドラグが滑りすぎてるな。

おっ、おやじあきらめて帰っていったよ。
よかったなぁ、これが小僧達やメキシカン4人組だったら終わってたぞ。
これに懲りたなら、車が来たら持ち場に戻るのじゃぞ。

ほれまた次の車が来た。
ついに登場か、メキシカン4人組。
おっと今日は子供付きでメキシカン4+1人組か。
わるいな、君たちの釣る場所は残ってないよ。
うぉー、根性だなアシなぎ倒して石投げ込んで足場作って釣り始めたよ・・・。
今晩のおかずがかかってるからすげーな。
このガレも君たちの仕業?(笑)。
それにしても毎日来るのか、そしてお持ち帰り・・・。
俺のレイクの魚はあっちゅーまに居なくなるなこりゃ。

ヒデキ:「釣れましたぁ。こばっちーです。」
Kiyo:「バスとれてよかったね。なんかえらくちっこいモン投げてるなぁ。」
ヒデキ:「ストームっていってリアルでけっこうこばっちーに効くんですよこのシャッドワーム。」
Kiyo:「よく効くっていつ確かめたの?」
ヒデキ:「仕事終わったあと、近くの湖で。」
Kiyo:「釣りバカ・・・。」

あっ、俺も昨日釣りしてたか(笑)。

コバッチーには興味ないので、スピナベに換えて探り直し。
よし!
くーこばっちー・・・。

よし!
こんどこそ。
おーひく、そこそこひいてるぞ。
うぉりゃぁ!

さっきよりちょこっとだけ大きい(笑)。

ヒデキ:「釣れましたぁ。」

おっ、今度はキーパー。
釣れるなぁそのワーム。

でも俺はスピナベ。
少しでも多く使って早く手足の一部のようにあつかえるようにならないと。

よし!のった!
でかいぞ!40クラス!!
ずるずるずるー。
このサイズがかかるとまだ滑るのか・・・。
うっ、ドラグ調整してたらばれた・・・。
滑り出し早いからウィスコンシンで20LB PE巻いてるうちはMAXでOKだな。
ライトロッドなのがちょっと不安だが4.5 kgぐらいでは折れんだろ。

あー釣れなくなった。
もう帰ってしまってもいいんだけど、メキシカン4+1人組にここを明け渡したらまたバスが減る。
はやく、雷雨よ来い!

よしよしよし、だんだん空が暗くなってきたぞ。
ごろごろごろ!
うなれ雷!!
いえーい、ついに降り出した。
(なに悪天候を祈ってるんだか)
ヒデキ退散じゃ!
何せ今日はストロングサンダーストームだからな。

これで、聖地は守られた。
ことを祈る・・・。
聖地を巡る国際対決の行方は?

Date; May/10/2003
Place;フォックスレイク
# of Bass; 6
Max size; 34 cm
Av. size; 25 cm

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