公的データ | - DQ5のサブタイトル。
ドラゴンクエストシリーズの第5作目として1992年9月22日に発売された。SFC初のドラゴンクエストでもある。 天空シリーズの第2作目であり、ストーリー的には一応DQ4の続編であるが、ロトシリーズであるDQ1〜3と比べるとストーリー的な繋がりはかなり薄い。
DQ4から登場したAI戦闘システムを受け継いでいるが、DQ3以前と同様に全員のコマンド入力が可能である「めいれいさせろ」の作戦が追加されている(その代わりに「いろいろやろうぜ」の作戦が削除されている)。さらに、AI自体がDQ4の時と比べて格段に賢くなっており、最初からかなり的確な判断をしてくれる。クリフトのザラキ病から解放される日がついにやってきたのである。 DQ5の大きな特徴として、仲間モンスターの存在がある。 DQ5においては、敵として登場するモンスターの一部を仲間にすることが可能であり、仲間になったモンスターは人間と同様に経験を積むことで成長し、武具の装備も可能である。
DQ5において戦闘システム関連で大幅な変更が加えられている。 ・「素早さ」の数値が守備力に影響しなくなり、代わりに守備力に直接影響する数値である、「身の守り」のパラメーターが登場した。 ・ダメージ呪文・特技関連の設定が大幅に変更された。 具体的には、DQ4までは耐性=成功率であり、基本的にはオールオアナッシングの判定であった。すなわち、耐性が高い(=成功率が低い)モンスターでも命中すれば通常通りのダメージを与えられた(おそらくウィザードリィのシステムをベースにしたものと思われる)。 それに対し、DQ5においてはダメージ呪文・特技の成功率は基本的には100%であり、耐性を持っている場合は耐性の強度に応じて受けるダメージが減少する(完全耐性の場合は常にダメージ0)。 ・これまで実質的に同系統であったメラ・ギラ・イオ系呪文が完全に別の系統となった(例:メラが効くからといってギラ・イオが効くとは限らない)。
【関連】導かれし者たち・幻の大地・ビアンカ・フローラ・天空人・天空城・男の子(はぐりん)
- DQ世界では、この作品から隠しダンジョン、裏ボスが登場した。以降定番に。
- タイトルの仕込みは 三つの輪=親子三代の冒険と三つのリング
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