家に帰るまでが遠足です 〜家路〜

平成17年10月12日〜18日





日本海に沈む夕日



○10月16日



鮭いくら丼、1000円くらいだったか


乗船手続きも終わり一心地ついたので、遅い夕食を摂る。フェリーターミナル内のレストランで鮭いくら丼。うまい。


2350出港だが、2245には乗船開始。
風呂に入りたかったが、疲れが酷かったので早々に寝てしまう。



○10月17日

起きると午前11時を回っていた。
船内を探索。レストランに売店など施設は多いのだが、営業時間がかなり限られている。




左:ロビーの吹き抜け、右:レストラン


左:風呂、右:カフェ


乗ったのは小樽発の舞鶴行きのフェリー「はまなす」。この船は去年建造されたばかりの新しい船で、船内の施設は全て新しく奇麗である。回れるところは一通り回ってみたが、どこも素晴らしい。特に風呂がどこかの新しい温泉施設みたいに整っているのが良い。この風呂にはスチームサウナまでついている。




左:昼に食べたカレー、右:夜に食べたスープカレー

昼にはカレーを食べる。この船のレストランは、一応カフェテリア方式で色々な小皿料理を楽しめるのだが、どれも高い。例えば小さな冷奴一皿で200円。多少なら金を出してもいいと思っていたが、実際にこうした高額商品をまのあたりにするとちょっと引いてしまい、チキンにもビーフカレー(700円)を注文してしまった。それにポテトサラダ(300円)とコロッケ(200円)。ただこれでも今の自分の胃には多すぎで、後半は大分胃がもたれてしまった。

夜には焼魚でもと思っていたら、スープカレー(1000円)が出ていた。これはさすがに外せないので、昼夜共にカレーになってしまった。ただ注文して先に席に座って待っていたら放置プレーのサービスを受けてしまい、15分くらいして苦情を言い、ようやくスープカレーにありつける。スープカレーそのものは美味しかった。

近くの席で食べている2人組のおっちゃんの内の若い方の人の左腕に、祭りのリストバンドが着いているのを見つける。ただ2人で話しているので割り込む気にもなれず。他にリストバンド装着者がいないか見てみたが、このおっちゃんの他には見当たらなかった。




日本海に沈む夕日

昼飯の後、風呂に入り、それから昼寝。
午後5時ごろに起き出して、夕日を見にデッキに行く。

見事な後部デッキを持っているのだが、船の進路の関係で、夕日を生で見られるポイントが1ヶ所しかない。他にも夕日を撮ろうとしている客が何組があったので、なるべく占領しないように譲り合って写真を撮る。建造の際に航路は判っていた筈で、その際にデッキの構造を何とかできなかったものかと思う。


夕飯後にもデッキに行き、舞鶴港への入港を見る。
同じようにデッキに出ていたじいさんがいたので話をしてみると、なんでも帯広の人で、夫婦で屋久島までドライブに行くところだそうだ。途中はワゴン車で車中泊をし、1ヶ月以上をかけてのゆっくりとした旅らしい。帰る際には北海道は雪なので、帰りのためだけにタイヤをスタッドレスに換えてきたと言って笑っていた。


接岸作業に入ったので、荷物をまとめる為に部屋に戻る。
すると、同じ区画に夕食の際のリストバンドのおっちゃんもおり、そこで慌しく祭の話をする。奈良からバイクで来ているそうで、リストバンドを出していたのはフェリー内で同じような祭参加者を探す目的だったのだが、最後の最後で漸く目的を達したようだ。




二等寝台。案外と快適


下船。
すぐに大阪行きのバスに乗る。4人しか客がいない。

と、一人の客から声をかけられる。この人も祭参加者だったそうで、大阪までの2時間程どうでしょうの話をする。祭の参加者でフェリーを利用していた客も、案外と居たようである。

新大阪駅から大阪駅に移動し、広島行きの夜行バスに乗る。さすがにここまで来ると、グッズ用の黄色い袋を持っているような客は一人も居なかった。




左:深夜バスの凶悪な顔、右:10両以上繋がっている


バスは2階の一番前。揺れが一番酷い所で、なおかつバスのサスペンションが緩々でバウンドが激しくて乗り心地は最悪。ほとんど寝れなかった。2階建てのバスで1階に乗ったことが一度も無いのだが、1階に乗るにはどうしたらいいのだろうか。


広島駅に午前6時前に到着。
マンションまでのバスは走っていなかったので、JRで帰る事に。
ホームに出てみると、いつもは多くても3両ほどの編成しかしないところに、10両以上繋がった列車が停まっている。始発で車両をそれぞれの駅に配送するシステムのようである。

駅から大荷物を抱えて、15分程歩く。夜行バスで疲労した体には辛い。ケチらずにタクシーでも拾えばよかった。



午前7時前に自宅に到着。
1週間近い長期遠征は久しぶりだ。満足感も大きい。

金の都合で、今後はこうした長期遠征には出にくくなる。早く金を稼ぐ手を見つけて、何とかしたいものだ。



戦果
	攻撃対象	1城

	うち 棄権	0城

			1城	攻略



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