杭州 〜西湖十景と龍井茶と青磁と杭州料理〜 4日目

平成17年8月14日〜17日




日本じゃ有り得ない光景



○8月17日

午前7時起床、7時半に朝食。今日ももちろん美味い。



蓮根は油で炒めてある。左上の皿は目玉焼き。目の前で焼いてくれ、ターンドエッグで裏表焼いてあるが半熟。その右がワンタンスープ、更に右が粥。左下は塩卵、皮蛋、ザーサイ、エッグタルト。エッグタルトは不味かった。



午前8時過ぎに出発。


銭王廟



ホテルの傍にあった銭王廟を見に行く。
良く見ると入場料に20元も取る事が判ったので中には入らず。

同じく近くにある茶屋に行って茶を飲む。


聞鶯館


左:建物、右:お茶とお茶請(果物と鶉卵の醤油煮)


左:いきなり麻雀を始める客、右:南瓜を蒸したもの

一人前で40元弱の底々良いお茶、にもかかわらずコップ酒。
お茶請が付くのだが、今一システムが良く判らない。どうも自分で取りに行かなければならないらしいのだが、我々は知らずに茶だけ飲んでいて、見かねた従業員が幾つか持って来てくれた。
鶉卵の煮卵と、果物、そして煮た南瓜。日本の南瓜と違ってホクホク感が無く、どちらかというと胡瓜やメロンに近い食感、だけど南瓜。ただ、これだと日本人受けはしないだろうとも思う。


タクシーに乗って、昨日一度行ったDVD屋へ。ここで昨日購入を迷っていたDVD等を各自購入。自分は太極拳のVCDを購入。

本屋の近くでタクシーを拾い、チェックアウトする為にホテルに戻る。
ところが、タクシーの運転手がホテルを間違えて別なホテルに行ってしまう。慌てて本来のホテルに向かって何とか10分オーバーで済んだが、渋滞に引っかかっていたらどうなったか判らない。




荷物を整理してチェックアウト。来る時みたいに白タクでボラれるのも癪なので、ホテルの前に居る普通のタクシーを拾って空港まで交渉してみると、120元という。来る時が140元だから余り安くはなっていないのだが、仕方が無いのでその値段で請合う。



左:ドアのノブが壊れている、右:銭塘江を渡る


車は紅旗。10年前だと中国国産の最高級車である。当然に内装はボロボロ。
ただ、高速道路に入ってからの乗り心地は良い。140kmで3000回転くらいだから、ヨーロッパ的な味付けだ。エンジンもV6で年式の割には静かでもある。さすが紅旗。



アラビア風ともアジア風とも取れないデザイン

空港の周辺には、何かケッタイな建物が多い。建物もインチキアラビアンな感じだし、屋上のアンテナもただの避雷針とかテレビアンテナとかいうのでなく、もっと別の目的じゃないのか、というような。良く判らない。


無事に空港に到着。メーターは68元を指していた。これを見て水上さんはもっと値切っていれば安くなったのではと後悔していた。


後は残った中国元を日本円に両替してチェックインをするだけなのだが。



左:2階の国内発着用ロビー、右:国際線搭乗ロビー内のお土産物屋

中国人2人が両替で手間取って、30分近く待たされる。
空港の両替所では、持ち込んだ分までしか両替できない。その為に入国時の両替証を取って置かなければならない。しかし一人の中国人は、何も無しに中国元を日本円に両替できないのかとゴネていた。両替所が何分もかけてようやく説得して、納得をすると何故かユーロをドルに変換していた。太田さんの話だと財布に20枚ちかいカードを持っていたので、何かのブローカーなのだろうが、自分一人の都合で15分も両替所を占拠する(窓口が1つしかない)というのはどういうことか。ああ、腹が立つ。
もう一人の中国人は、団体旅行の添乗員らしくまとめての両替を行っているのだが、通帳の暗証番号を何度も何度も打ち直していて、その他面倒な手続きで10分以上も窓口を占拠していやがった。そんなに面倒な事だったら事前に市街地の大きな銀行で手続きをやっておけよと。全く、腹が立つ。


この2人の○ャン○ロ馬鹿野郎のおかげで、土産物を物色する時間が無くなってしまった。慌てて両替で残った50元で菓子等を購入。一人東京方面に帰る太田さんとここでお別れをし、慌てて搭乗。

往きと違って貧乏エコノミー。飯は和食。
飯の下に保温材(セラミックか何か)が入っている。1年前はアルミホイルの入れ物を出しっぱなしという感じだったが、こういったところでも少しづつ進化しているのかと感心する。





夏特有の不安定な天気による乱気流が心配だったが、それ程揺れずに無事到着。



3泊4日の慌しい旅行だったが、内容が濃密で物足りないという感じはしない。とにかく暑くて暑くて、その中を歩いて歩いて、飯も美味かったし、景色も中々良かったし、見たかった青磁も幾つか見れたし、一応骨董品も物色できたし茶も買えたし。もう一日くらいはあっても良かったかもしれないが、直通の飛行機が週に2本しか行っていないので、次は1週間になってしまう事を考えると、3泊4日くらいが丁度良いのではないか。
1週間だと、黄山など別な観光地を絡めないと、飽きてしまう可能性もある。いや、本当はGWに黄山も含めて1週間で行く予定だったわけで、そうすれば完全に近い形で杭州を楽しめたと思えるのだが。ああ、あの忌々しい反日分子の糞野郎共め。



戦果

		一応	1城	攻略



参考になりそうなリンク

その1
その2




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